• お笑いコンビ、たんぽぽの白鳥久美子さんは、おばあちゃんっ子だったこともあり、「ばあちゃん仕事」に憧れ、愛してやみません。今日も、手を動かして、暮らしをつくる。白鳥さん流の「楽しい小さな暮らし」をご紹介します。東日本大震災から11年、故郷の福島で想いを綴ります

    あたりまえの毎日を過ごせる尊さを、ずっと忘れない

    これを書いている今日は、3月11日です。東日本大震災から11年が経ちました。私の故郷は福島県です。

    今日は福島でお仕事だったのですが、福島駅に降り立った時「わぁ、春が来た。」と思うあたたかさで、なんだか胸が苦しくなりました。

    あの日、実家と連絡が取れなかったなぁとか、今日と同じ金曜日だったんだなぁとか、当日、住んでいたマンションの向かいが保育園で、先生と子どもたちの叫び声が聞こえたなぁとか、そんなことを思い出して、どれだけ時間が経っても、やっぱり忘れないんだなぁと思いました。

    ここまで何もできなくてごめんなさいとか、ちゃんと全部を知れていないから何も言えないとか、そんな声を聞くようになった11年目だなと感じました。

    私もそう思います。故郷が福島というだけで、こんなこと書くような資格があるのかな。もっと正しい人や頑張っている人がいるのにな。

    年を重ねるごとに、そんな思いが増して行くような気がしますが、こういう思いもひっくるめて次の1年に向かいたいです。

    画像1: あたりまえの毎日を過ごせる尊さを、ずっと忘れない

    コロナ禍だったり、個人的には出産育児とあって気軽に遊びに行けずにいますが、色々落ち着いたら娘を連れて家族で遊びに行きたいです。

    いわき市にある「ワンダーファーム」でトマト狩り体験をして、バーベキューもしたいです。常磐もののお魚を、お腹いっぱい堪能したいです。相馬市にも行きたいな。相馬焼も買いたいし、海苔も買いたいな。人気の海苔の佃煮があるそうです。

    そんな計画を立てて、おうちではお取り寄せで、いわき市の「めひかり」の唐揚げを食べて、ワンダーファームでお取り寄せしたトマトジュースで、アレンジメニューを考えてみたり。今度は「ゼリーのイエ」のゼリーをお取り寄せしてみたいなと思っています。

    画像2: あたりまえの毎日を過ごせる尊さを、ずっと忘れない
    画像3: あたりまえの毎日を過ごせる尊さを、ずっと忘れない

    何もできなくてごめんなさい。と、おっしゃっていた方に伝えたいです。謝ることなんてないはずです。だって、この時に想いを寄せてくれている優しさがあって、絶対忘れられない記憶があって、あの日みんな傷ついて、それでも生きてきた11年は、痛みの程度を比べるためのものじゃないはずだからです。

    願うことしかできない自分は非力だと思うけれど、みんなが笑って暮らせますようにと願います。

    全ての人があたりまえの毎日を過ごせますように。今日の終わりに安心して眠れる毎日でありますように。大切なものをずっと大切にできますように。

    毎日、なんの変哲もない生活が送れる尊さを忘れずにいたいです。



    画像4: あたりまえの毎日を過ごせる尊さを、ずっと忘れない

    白鳥久美子(しらとり・くみこ)
    1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。



    This article is a sponsored article by
    ''.