台所の「凝り性」といえば、男性が優勢。男子カレーは自由で大胆です。食堂「アンチヘブリンガン」店主の大久保紀一郎さんに、スパイスをふんだんに使ったやさしい味わいのカレー「野菜と豆のカレー」のつくり方を教えていただきます。
(『天然生活』2016年9月号掲載)
(『天然生活』2016年9月号掲載)
「アンチヘブリンガン」店主・大久保紀一郎さん
野菜と豆のカレーのつくり方
野菜と豆たっぷりのやさしい味わい。ヨーグルトとオレンジジュースが隠し味。野菜は、お好みのものを何でも入れて。
材料(4人分)
● 玉ねぎ | 1個 |
● トマト | 150g |
● にんじん | 1/2本 |
● じゃがいも | 2個 |
● かぼちゃ | 1/4個 |
● ししとう | 5本 |
● ひよこ豆(缶詰) | 50g |
● グリーンピース(缶詰) | 50g |
● にんにく、しょうが(みじん切り) | 各少々 |
● ヨーグルト | 50g |
● オレンジジュース | 10mL |
● 水 | 1L |
● 塩 | 適量 |
● A | |
・クミンシード(ホール) | 30粒 |
・マスタードシード(ホール) | 20粒 |
・コリアンダーシード(ホール) | 10粒 |
・フェヌグリーク(ホール) | 10粒 |
・黒こしょう(ホール) | 5粒 |
・フェンネルシード(ホール) | 5粒 |
・カイエンヌペッパー(ホール) | 1本 |
● B | |
・クミンパウダー | 大さじ1 |
・コリアンダーパウダー | 大さじ1 |
・ターメリック | 小さじ1 |
・カイエンヌペッパー(パウダー) | 小さじ1 |
・パプリカパウダー | 小さじ1 |
● ひまわり油 | 適量 |
● バゲット | 適量 |
つくり方
1 玉ねぎはみじん切り、皮をむいたにんじんとじゃがいも、かぼちゃ、トマト、ししとうは1cmの角切りにする。
2 鍋に油とにんにく、しょうが、玉ねぎを入れて炒める。Aを加えて炒め、香りが出たらBを加えて炒め、さらに香りを引き出す。
3 トマトを加え、油が浮いてきたら、ヨーグルト、オレンジジュース、水を加え、煮立ったら塩で味をととのえる。
4 にんじん、じゃがいも、かぼちゃ、ししとう、豆、グリーンピースの順に加え、野菜がやわらかくなるまで15分ほど煮る。器に盛り、バゲットを添える。ごはんと一緒に食べてもおいしい。
* * *
〈写真/砂原 文 構成・文/結城 歩〉
大久保紀一郎(おおくぼ・きいちろう)
アパレル会社で勤務したのち、東京・水道橋にある食堂「アンチヘブリンガン」をオープンさせる。
東京都千代田区猿楽町2-7-11 ハマダビルヂング2F
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです