新じゃがのフライドポテトのつくり方
皮付きの新じゃがを、ハーブ、にんにくと一緒に香ばしく揚げたフライドポテトです。素揚げした新じゃがはそのまま食べてもおいしいのですが、バターを加えて炒めることで、風味よくカリッとした食感が楽しめます。
材料(つくりやすい分量)
● 新じゃが | 200g |
● A | |
・米油 | 2カップ |
・タイム、ローズマリー | 各2茎 |
・にんにく | 1片 |
● バター | 大さじ2 |
● 塩・白こしょう | 各少々 |
つくり方
1 新じゃがはよく洗い、水気をしっかりと拭き取り、皮ごと鍋に入れる。Aを加えて中火にかけ、150度になったら、15〜20分揚げる。
2 1の新じゃがに串が通るようになったら、新じゃがを取り出す。油をペーパータオルで切り、フライパンに移す。
3 2にバターを加え、新じゃがを転がしながら炒める。表面に香ばしく色がついてきたら、塩と白こしょうをふる。皿に盛り、最後にローズマリー(分量外)をあしらう。
新じゃがのこと
新じゃがは、収穫後に貯蔵することなくすぐに出荷される、とれたてのじゃがいものことをいいます。みずみずしく皮が薄い特徴があるうえ、小粒なものが多く火が通りやすいので、丸ごと調理するおかずに向いています。
また、皮が薄くてやわらかいのは新じゃがならではの魅力。皮にはビタミンCも豊富に含まれているので、皮ごと食べるのがおすすめです。
通常のじゃがいもの約8割は北海道で生産されますが、新じゃがの春に見かけるものの多くは鹿児島県、長崎県などの九州産です。産地によって旬の時期が異なるので、ぜひその時期の旬な新じゃがを選んで味わってください。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。
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