• 調理中に出る生ごみ、どうしていますか? 新聞があれば、簡単にエコなごみ袋がつくれます。高さがあって便利な大きなごみ箱の折り方をご紹介します。
    (『暮らしの図鑑 エコな毎日』より)

    ポリ袋をやめて、新聞紙ごみ袋を使う

    わざわざポリ袋やレジ袋を使わなくても、ごみの片付けはできます。もし新聞を取っていたらラッキー。新聞紙でいろんなタイプのごみ袋を折ることができます。

    新聞紙を使うメリットはたくさん! 生ごみの場合、ポリ袋だと水分が残って悪臭がでやすくなります。新聞紙なら水分を吸い取ってくれるうえ、時間が経てば乾きます。嫌な臭いがせず、虫もよって来ません。

    さらに乾くことで生ごみの重量が減り、ごみの運搬や焼却する際のエネルギーも少なくて済むというメリットもあります。

    新聞紙ごみ袋は時間がある時に 折ってストック。慣れればテレビを見ながらでも作れますし、お子さんのお小遣い稼ぎとして、お手伝いにもちょうどいいですよ。

    新聞紙ごみ袋(大)のつくり方

    画像: 新聞紙ごみ袋(大)のつくり方

    材料

    ● 新聞紙2枚

    つくり方

     新聞紙を2枚重ねて横向きに置く。

    画像1: つくり方

     上の左右の角を内側に折って三角にする。

    画像2: つくり方

     上の2枚を2回折る。

    画像3: つくり方

     裏返して、左右を中央に合わせて折る。

    画像4: つくり方

     下側を2回折る。

    画像5: つくり方

     縦横に折り、開きやすいよう折り目をつける。

    画像6: つくり方

     口を下に向けて持ち、手を入れて底が四角形になるよう開く。

    画像7: つくり方

     形を整えて完成。

    画像8: つくり方

    【収納用の折り畳み方 】

     上記の手順まで折ったあと、縦半分に折る。

    画像1: 新聞紙ごみ袋(大)の折り方|エコな毎日

     角を折り込む。

    画像2: 新聞紙ごみ袋(大)の折り方|エコな毎日

    本記事は『暮らしの図鑑 エコな毎日』(翔泳社)からの抜粋です

    <写真・文/プラなし生活 イラスト/川合翔子>


    中嶋亮太(なかじま・りょうた)
    生物海洋学者。博士(工学)。海洋関連の大手研究機関で海洋プラスチック問題について研究を行う。著書に「海洋プラスチック汚染 『プラなし』博士、ごみを語る(岩波科学ライブラリー)」(岩波書店)などがある。

    古賀陽子(こが・ようこ)
    プラなし生活実践中の主婦。電機メーカーの技術職として勤務したのちフリーランスに。海洋プラスチック汚染の深刻な実態を知り、主婦業の傍らプラスチックフリーなアイテムやヒントを広める活動を行なっている。

    プラなし生活
    プラスチックをなるべく使わずに暮らすための情報サイト。プラスチックフリーなアイテムやヒントを日々探し回っている著者のふたりが情報発信している。
    インスタグラム:@lifelessplastics
    https://lessplasticlife.com/

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