• お笑いコンビ、たんぽぽの白鳥久美子さんは、おばあちゃんっ子だったこともあり、「ばあちゃん仕事」に憧れ、愛してやみません。今日も、手を動かして、暮らしをつくる。白鳥さん流の「楽しい小さな暮らし」をご紹介します。今回は、福島の友人にいただいた種なし巨峰で、アイスづくりに挑戦します。

    娘ものけぞる、福島のおいしい巨峰

    福島の友人から、ぶどうが届きました。種なし巨峰です。

    画像1: 娘ものけぞる、福島のおいしい巨峰

    甘くてジューシーで美味しくて、バクバク食べていたら、お礼の連絡するのを忘れていました。食い意地張っててごめんね、まこっちゃん。

    1歳の娘もぶどうが大好きです。

    うちはもっぱらデラウエアをあげていたんですが、巨峰の皮を剥いて切ってあげたら相当美味しかったらしく、のけぞって雄叫びをあげていました。

    ぶどうって沢山種類があるんだよ、これから色々食べようね。でもシャインマスカットは大人になってから食べようね。高いんだよ。美味しいだけあって……と、心の中で呟きました。

    台風があった時も、家でそのぶどうを食べていたんですが、そこで思い出しました。

    去年、ロケでご一緒した時にアルコ&ピースの平子さんに、かわいいガラスの器を買っていただきました。妊娠中だったので、産まれてくる子どもも含めて家族3人分と言って下さった器です。

    「夏に産まれるなら、それにアイスでも載せてさ。」と言われた器を、しまいっぱなしにしてあることを思い出したのです。

    そこで、台風のせいで家にこもっているだけだし、やることもないし、アイスをつくってみることにしました。まこっちゃんからいただいた、このぶどうを使ってです。

    つくり方は簡単です。

    巨峰を何粒か半分に切って、グラニュー糖をなんとなく適当に入れて、レンジで2分くらい温めます。

    皮がつるんと取れるので、それを取り除きます。ぶどう色の液体と、ほどよくふにゃとした果肉が出来上がります。

    そこにプレーンヨーグルトをなんとなく入れます。そのあと半分立てたくらいの生クリームを50mLくらい入れます。

    あとは冷凍庫で固めるだけです。

    こんな簡単に目分量でも、ちゃんと「巨峰アイスクリーム」が出来上がります。よかったらお試しくださいね。

    画像2: 娘ものけぞる、福島のおいしい巨峰

    それを器に盛って、オシャレを意識してミントなんか乗せちゃって写真を取ればコンプリートです。

    ぶどうの味と香りと果肉の食感が美味しい、どことなく秋を感じさせるアイスクリームを堪能しました。

    とりあえずは、私が味見して。美味しくできたら、あとで夫と娘にも。なんて思っていたのに、結果、私が全部食べちゃいました。

    ほんとに、食欲の秋ってヤツが憎いです。ヤツさえ来なければ、止められたはずなのに……

    画像3: 娘ものけぞる、福島のおいしい巨峰

    そうそう。実は梨もいただいてたくさん食べました

    以前ロケに行った時に、木から落ちて売り物にならない梨を煮てシャーベットにして、それを炭酸水で割ったものをいただいたことがあって、すごく美味しかったんですよね。

    完全に甘くなる前の梨らしいんで、お砂糖は使ってるそうなんですが、甘味も自然で、梨の風味もあって。

    あれをまた飲みたいなぁ。今度は梨のスイーツに挑戦してみようかな。

    と、ここでも食欲の秋まっしぐらの私は、冬眠前のクマかと思うほどです。



    画像4: 娘ものけぞる、福島のおいしい巨峰

    白鳥久美子(しらとり・くみこ)
    1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。



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