• 料理家の松田美智子さんにまいたけと梅干しの炊き込みごはんのつくり方を教えていただきました。香りのよいまいたけと、やさしい酸味の梅干しを混ぜ込んだ炊き込みごはん。口に入れた瞬間、まいたけのうま味がふわりと広がります。

    まいたけのこと

    画像: まいたけのこと

    「まいたけ」は、炊き込みごはんや炒めもの、煮物などさまざまな料理に活躍するきのこです。栄養価に優れ、ビタミンD、ビタミンB群、亜鉛、食物繊維が豊富なほか、免疫力を高めるβグルカンはきのこ類のなかでもトップクラスに高いといわれています。

    まいたけは生で食べられないため、必ず加熱調理しましょう。店頭では、かさが肉厚で密集して、シャキッとしたものを選ぶのがおすすめです。

    まいたけと梅干しの炊き込みごはんのつくり方

    画像: まいたけと梅干しの炊き込みごはんのつくり方

    まいたけの食感とうま味を楽しめる炊き込みごはん。ごま油を加えることで風味が豊かになり、おこげもおいしくなります。時間ががたっても、ごはんがかたくなりにくい利点もあります。

    材料(つくりやすい分量)

    画像: 材料(つくりやすい分量)
    ● まいたけ1パック
    ● 米(といで水を切る)2カップ
    ● A
    ・だし汁1と1/2カップ
    ・酒大さじ3
    ・塩小さじ1/2
    ・みりん大さじ1
    ・薄口しょうゆ大さじ1
    ・梅干し(果肉をたたく。種も使う)2個分
    ・ごま油大さじ1

    つくり方

     まいたけは汚れをペーパータオルで除き、手でほぐし、芯のかたい部分は薄切りにする。

    画像1: つくり方

     土鍋に米、まいたけの順に入れ、Aを合わせて加え、全体を混ぜる。

    画像2: つくり方

    ※ 梅干しは種からうま味が出るので、種ごと加える。

     強火にかけ、沸騰したら極小の弱火にしてひと混ぜする。7~8分で炊き上げ、5~10分蒸らす。

    画像3: つくり方
    画像4: つくり方

    〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉

    画像5: つくり方

    松田美智子(まつだ・みちこ)
    日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。

    ◇ ◇ ◇

    『季節の仕事 (天然生活の本) 』(松田美智子・著)

    『季節の仕事(天然生活の本)』
    (松田美智子・著/扶桑社刊)

    『季節の仕事(天然生活の本)』(松田美智子・著/扶桑社刊)

    amazon.co.jp

    『おすし』(松田美智子・著)

    『おすし』
    (松田美智子・著/文化出版局刊)

    『おすし』(松田美智子・著/文化出版局刊)

    amazon.co.jp



    This article is a sponsored article by
    ''.