長田佳子さんのクリスマスのお菓子
ノエルのつくり方

メープルシロップで甘味づけした生クリームが軽やか。愛らしい薪形ケーキに、クリスマスの喜びを込めて。

材料（1個分）

下準備

⃝ 型またはバット（30×25cm程度）に、オーブンシートを敷いておく。

⃝ オーブンを170℃に温めておく。

⃝ 牛乳とバターをボウルに入れ湯せんで温めておく。

⃝ 生クリームとメープルシロップを合わせ、八分立てにして冷やしておく。

⃝ 柿は好みの形にカットし、フライパンでソテーし焼き目をつけておく。

つくり方

１　生地をつくる。ボウルに全卵ときび砂糖を入れ、電動ホイッパーで3倍以上になるまで泡立てる。

２　１に薄力粉をふるい入れてゴムべらで混ぜたら、温めたバターと牛乳を加えさっくり大きく混ぜる。型に流し、170℃のオーブンで10～12分を目安に焼き、焼き上がったら、ケーキクーラーに取り冷ます。

３　２の生地が冷めたらオーブンシートをはがし、シートの上で四角のかたい部分を切り落とす。生地に泡立てた生クリームの2/3量をぬって手前から巻いたら、シートで包んだまま冷蔵庫で10分落ち着かせる。

４　３を取り出し、表面に残りの生クリームをぬる。スライスした柿とココナッツファイン、エディブルフラワーを散らす。

〈料理・スタイリング／長田佳子　撮影／馬場わかな　取材・文／玉木美企子　器協力／le trot〉

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長田佳子（おさだ・かこ）
菓子研究家。フランス菓子店、オーガニックレストラン等で10年間勤務ののち、2015年に「foodremedies」（フードレメディ）を立ち上げる。「foodremedies」のレメディとは“癒し”や“治療する”との意味をもつ。ハーブやスパイスなどを使い、アロマが広がるようなおいしいお菓子を研究しながら、教室をはじめ、農業家や食品メーカー等ともに商品開発に取り組む。著書に『季節を味わう癒しのお菓子』（扶桑社）ほか。2022年12月に『はじめての、やさしいお菓子』（扶桑社）が発売。

※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです