長田佳子さんのシンプルなお菓子
アイスクリームケーキのつくり方

冬のぜいたく、手づくりアイスクリームをクリスマス仕様に。イタリアンメレンゲならではの軽さもうれしい。

材料（トヨ型24cm1台分）

下準備

⃝ 生クリームを七分立てにし冷やしておく。

⃝ チョコレートをきざんでおく。

⃝ 型にセロファンか、オーブンシートを敷いておく。

つくり方

１　キャラメリゼをつくる。鍋にきび砂糖と水を入れ、泡に色がつき始めたらペカンナッツを加えて木べらで混ぜ、キャラメリゼする。でき上がったらバットに移して冷まし、大きなかたまりはくだいておく。

２　イタリアンメレンゲをつくる。鍋にきび砂糖と水を入れ中弱火にかけて沸騰させる。沸騰の泡が均一に小さくなってきたら火を止め、卵白を入れたボウルに素早く注ぎながら電動ホイッパーで泡立ててメレンゲにする。

３　泡立てておいた生クリームに２の半量を加えて軽くなじませ、チョコレート、オレンジピール、ドライレーズン、ピスタチオを加えてよく混ぜる。

４　３にイタリアンメレンゲの残りと１を加えて大きく混ぜ、型に流して冷凍庫で2時間以上冷やす。

〈料理・スタイリング／長田佳子　撮影／馬場わかな　取材・文／玉木美企子　器協力／le trot〉

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長田佳子（おさだ・かこ）
菓子研究家。フランス菓子店、オーガニックレストラン等で10年間勤務ののち、2015年に「foodremedies」（フードレメディ）を立ち上げる。「foodremedies」のレメディとは“癒し”や“治療する”との意味をもつ。ハーブやスパイスなどを使い、アロマが広がるようなおいしいお菓子を研究しながら、教室をはじめ、農業家や食品メーカー等ともに商品開発に取り組む。著書に『季節を味わう癒しのお菓子』（扶桑社）ほか。2022年12月に『はじめての、やさしいお菓子』（扶桑社）が発売。

※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです