• 飛田和緒さんに、年末年始におすすめの「ローストビーフ」のつくり方を教わります。年末年始だもの、やっぱりのんびり休みたい。それでいて、家でごちそうを味わいたい。そんなわがままは少しの工夫でかないます。下ごしらえをしておけば、手順は簡単。この冬は、台所にこもりきりにならずにごちそうをいただきましょう。
    (『天然生活』2021年1月号掲載)

    ローストビーフのつくり方

    下味をしっかりなじませ、あとはオーブンにおまかせ。

    ナイフを入れれば、うっとりするロゼカラーです。

    画像: ローストビーフのつくり方

    材料(つくりやすい分量)

    ● 牛ロースかたまり肉1kg
    ● にんにく(すりおろし)2片分
    ● ローリエ3~4枚
    ● 塩大さじ1
    ● クレソン適量

    つくり方

     牛肉はたこ糸で縛って形を整え、室温に2時間おく。塩とにんにくを表面になじませ、糸と肉の間にローリエをはさむ。

     オーブンの天板にのせ、140~150℃に予熱したオーブンで40~50分焼く。焼き上がったらすぐにアルミホイルで包み、1時間以上おいて肉汁を落ち着かせる。食べやすい厚さに切って器に盛り、クレソンを添える。

    ※ 冷蔵庫で4~5日間保存可能。

     

    〈料理/飛田和緒 撮影/川村 隆 スタイリング/久保原恵理 取材・文/福山雅美〉

    ◇ ◇ ◇

    画像: つくり方

    飛田和緒(ひだ・かずを)
    神奈川県の海辺の町で夫と娘さんとの3人暮らし。祖母の料理から引きついだ東京の味、母や友人によって知った長野の味、自身が暮らす湘南の味、その土地ごとの味と素直に向き合いながら、日々の食卓で楽しめる家庭料理、保存食をつくり続ける。『くりかえし料理 』『季節を味わう保存食手帖』(ともに扶桑社)など著書多数。
    Instagram:@hida_kazuo

    ※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです

    天然生活の本『くりかえし料理』(飛田和緒・著)

    天然生活の本
    『くりかえし料理』(飛田和緒・著)

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    B5判
    定価:本体 1,400円+税
    ISBN978-4-594-08659-6



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