飛田和緒さんに、年末年始におすすめの「サーモンマリネ」のつくり方を教わります。年末年始だもの、やっぱりのんびり休みたい。それでいて、家でごちそうを味わいたい。そんなわがままは少しの工夫でかないます。下ごしらえをしておけば、手順は簡単。この冬は、台所にこもりきりにならずにごちそうをいただきましょう。
(『天然生活』2021年1月号掲載)
(『天然生活』2021年1月号掲載)
サーモンマリネのつくり方
素材を切って、あえて、彩りよく盛りつけるだけ。
柿のやさしい甘さが、味わいに深みをもたらします。
材料(2~3人分)
● サーモン(刺し身用) | 200g |
● かぶ | 1個 |
● 柿 | 1/2個 |
● 紫玉ねぎ | 1/4個 |
● いくら(塩漬け、またはしょうゆ漬け)、ディル | 好みで各適量 |
● A | |
・塩 | 小さじ1/4 |
・オリーブオイル | 大さじ1 |
● B | |
・砂糖 | 小さじ1 |
・塩 | 小さじ1/4 |
・白ワインビネガー | 大さじ1 |
つくり方
1 サーモンは薄切りにし、Aをからめてマリネする。
2 かぶは皮をむき、スライサーで薄切りにする。塩ふたつまみ(分量外)をまぶす。柿はへたを取り、皮つきのままスライサーで薄切りにする。
3 紫玉ねぎはみじん切りにしてBをからめ、玉ねぎの辛味が飛んでしっとりするまでマリネする。
4 器に1のサーモンを並べ、水けをきった2のかぶと柿をのせる。3の玉ねぎドレッシングをかけ、いくらとディルを好みでのせる。
〈料理/飛田和緒 撮影/川村 隆 スタイリング/久保原恵理 取材・文/福山雅美〉
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飛田和緒(ひだ・かずを)
神奈川県の海辺の町で夫と娘さんとの3人暮らし。祖母の料理から引きついだ東京の味、母や友人によって知った長野の味、自身が暮らす湘南の味、その土地ごとの味と素直に向き合いながら、日々の食卓で楽しめる家庭料理、保存食をつくり続ける。『くりかえし料理 』『季節を味わう保存食手帖』(ともに扶桑社)など著書多数。
Instagram:@hida_kazuo
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
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