冬の台所で重宝する白菜や大根を、「塩水漬け」で、気楽においしく食べきりましょう。今回、瀬尾さんが教えてくれたのは、「大根キムチ炊き込みごはん」。塩水漬けの大根がたっぷり入っています。
（『天然生活』2020年1月号掲載）
（『天然生活』2020年1月号掲載）
大根の塩水漬けを使って
大根キムチ炊き込みごはんのつくり方
大根が含んだ水分もうま味の素なのでしぼりすぎ注意。野菜たっぷりだから、思っている以上にヘルシーです。
材料（2～3人分）
| ● 大根塩水漬け（＊） | 200g |
| ● 米 | 2合 |
| ● 豚薄切り肉 | 100g |
| ● 白菜キムチ | 100g |
| ● しょうゆ | 大さじ1 |
| ● 細ねぎ（小口切り） | 適量 |
つくり方
１ 豚肉は1cm幅に切ってしょうゆをもみこんでおく。
２ 米はといで、鍋や炊飯器に入れ、少なめに水加減をする。
３ ２に水けをきった大根塩水漬け→豚肉→白菜キムチ（漬け汁も）の順にのせて普通に炊く。
４ 炊き上がったら全体を混ぜて器に盛り、細ねぎをのせる。
＊大根塩水漬けのつくり方
材料（つくりやすい分量）
| ● 大根 | 1本 |
| ● 塩 | 30g |
つくり方
１ 保存容器に水1L（分量外）を入れ、塩を溶かす。
２ 大根は皮をむいて7mm角の棒状に切る。
３ １に２を漬けて冷蔵保存する。
※ ひと晩おいたくらいから食べ頃。保存期間は約1週間
＊ ＊ ＊
〈料理／瀬尾幸子 撮影／有賀 傑 スタイリング／竹内万貴 取材・文／鈴木麻子〉
瀬尾幸子（せお・ゆきこ）
料理研究家。手早くつくれて食べ飽きない、普段の食卓で活躍する家庭料理を提案。『賢い冷蔵庫』（NHK出版）など著書多数。「料理はつくったらつくった分だけ、おいしいものができるようになりますよ」
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
