• 料理家の松田美智子さんに釜揚げしらすと山椒の実の炊き込みごはんのつくり方を教えていただきました。濃いめのだし汁と山椒の実、たっぷりのしらすを加えて炊き込んだごはん。おかずなしでも箸が進むごちそうです。

    釜揚げしらすと山椒の実の炊き込みごはんのつくり方

    画像: 釜揚げしらすと山椒の実の炊き込みごはんのつくり方

    うま味のあるしらすと、ぴりりと辛味が効いた山椒が絶妙な組み合わせです。

    材料(つくりやすい分量)

    画像: 材料(つくりやすい分量)
    ● 釜揚げしらす1/2カップ
    ● 山椒の実 しょうゆ漬け(市販品)大さじ2
    ● 米(といで浸水・水を切る)2カップ
    ● A
    ・だし汁2カップ
    ・酒大さじ2
    ・薄口しょうゆ大さじ1
    ・塩小さじ1

    つくり方

     土鍋に米を入れ、山椒の実を粗くきざんで加える。合わせたAを加え、全体を混ぜる。

    画像1: つくり方
    画像2: つくり方

     土鍋を強火にかけ、沸騰したらひと混ぜし、極小の弱火にしてしらすを加える。7~8分で炊き上げ、5~10分蒸らす。

    ※炊きあがりと蒸らしの加減は、土鍋などの条件にあわせて調整する。鍋のまわりに水滴がなくなったころが炊きあがりの目安。

    画像3: つくり方

    釜揚げしらすのこと

    画像: 釜揚げしらすのこと

    釜揚げしらすは、釜で塩ゆでしたイワシの稚魚です。比較的一年中流通してる釜揚げしらすですが、旬の時期は産地ごとに異なり、一番おいしい時期は春といわれています。

    やさしい甘味とふんわりとした食感が魅力の釜揚げしらす。魚をまるごと食べるのでカルシウムがたくさん含まれているのはもちろん、ビタミンD、肌のハリに必要なエラスチン、髪の毛のつやに効果のあるメチオニンが含まれるのでバランスがよく、常備する食材としておすすめです。冷蔵・冷凍保存するときは、おいしさを保つために、空気を遮断して真空状態で保存しましょう。

    松田美智子さんおすすめの「しらす」

    しらす屋 前福

    画像1: 松田美智子さんおすすめの「しらす」

    職人の手作業で、ひとつひとつていねいにしらすのうま味を引き出した、無添加・無着色のしらす。しらすの本場、湯浅湾で採れた新鮮なしらすを老舗の目利きが買付けしています。

    「新鮮でとてもおいしいのに、お手頃価格なところも気に入っています。しらすは冷凍もしておけるので、常備しておくのもおすすめです」(松田さん)


    〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉

    画像2: 松田美智子さんおすすめの「しらす」

    松田美智子(まつだ・みちこ)
    日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。

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    『季節の仕事 (天然生活の本) 』(松田美智子・著)

    『季節の仕事(天然生活の本)』
    (松田美智子・著/扶桑社刊)

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    『おすし』(松田美智子・著)

    『おすし』
    (松田美智子・著/文化出版局刊)

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