料理家の松田美智子さんに菜の花のグリルのつくり方を教えていただきました。菜の花をオーブンで焼き上げて、温泉卵とパルメザンチーズと合わせたグリル。菜の花のほろ苦い風味に、チーズと卵のまろやかさが好相性。簡単なのに、ごちそうになります。
菜の花のこと
![画像: 菜の花のこと](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/03/10/b39ebb240ec84c5e51d6640659c83047271da482.jpg)
花を咲かせる前のエネルギーがぎゅっと詰まった菜の花。抗酸化作用が高いといわれるβ-カロテンやビタミンCが豊富に含まれるほか、カルシウム、鉄、カリウムなどもバランスよく含まれる栄養価の高い食材です。
菜の花は、ほろ苦く、みずみずしい食感が特徴です。葉、花、茎と、部位によってかたさが異なるので、ひとつひとつていねいに下処理をおこなうことで、菜の花らしい風味や苦味をしっかりと味わうことができます。
菜の花のグリルのつくり方
![画像: 菜の花のグリルのつくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/03/10/33a9c5ae9446c644f11baab47211e80b25f38273.jpg)
香ばしさと甘味を両方味わえる菜の花のグリル。パンやパスタと合わせてもおすすめです。
材料(つくりやすい分量)
![画像: 材料(つくりやすい分量)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/03/10/5d560dcee87cfbdaa01ba14cf16ada755fa610bf.jpg)
● 菜の花 | 1/2束 |
● 温泉卵 | 1個 |
● オリーブオイル | 大さじ3 |
● パルメザンチーズ | 大さじ2 |
● 塩、白こしょう | 少々 |
つくり方
1 菜の花は、軸下のかたい部分を切り落とし、ボウルに入れ、オリーブオイルを合わせる。
![画像1: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/03/10/a1dbd1f703dacbe74ebfdec4c96e3fdd44684d27.jpg)
![画像2: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/03/10/da00e97113c678601eba2261a7e9edf773e49a0e.jpg)
2 1を耐熱皿に並べ、250℃のオーブンで焼く。5分たったら一度取り出し、パルメザンチーズをふりかけ、再びオーブンに入れて3、4分焼く。焼き上がったら器に並べ、温泉卵をかけ、塩、こしょうをふる。
![画像3: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/03/10/c9c5d18b8b7e0c7456dfbb93f4275c498de662d3.jpg)
![画像4: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/03/10/02fb5753da4cba06679f0882f87dc331f115189a.jpg)
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉
![画像5: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2021/11/08/e71129db00210702bcf7bde64aef7fa0c7ed0389.jpg)
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。
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