• 料理家の松田美智子さんに糸昆布とかぶのさっとあえのつくり方を教えていただきました。糸昆布とかぶを浅漬けにした、さっぱりとしたあえもの。乾燥したままの糸昆布を入れるので、手軽にさっとつくれます。

    糸昆布とかぶのさっとあえのつくり方

    画像: 糸昆布とかぶのさっとあえのつくり方

    少量加えた魚醤(しょっつる)が、うま味をぐっと引き立てます。箸休めにぴったり。

    材料(つくりやすい分量)

    画像: 材料(つくりやすい分量)
    ● 糸昆布10g
    ● かぶ4個
    ● かぶの茎(20cm長さ)10本
    ● 赤とうがらし(水で戻して小口切り)1~2cm分
    ● 千鳥酢(なければ米酢)大さじ1と1/2
    ● しょっつる(魚醤。ナンプラーでも可)大さじ1/2
    ● 塩小さじ1/2

    つくり方

     かぶの茎は太ければ縦半分に切り、10cm長さに切りそろえ、軽く塩をふっておく。

    画像1: つくり方

     かぶは縦半分に切って付け根を切り落とし、繊維に沿って皮ごと薄切りにする。ボウルに入れ、塩をふり水けがあがってくるまで15分程度おく。

    画像2: つくり方
    画像3: つくり方
    画像4: つくり方

     かぶがしんなりしてきたら水けをきり、赤とうがらし、乾燥したままの糸昆布、しょっつる、千鳥酢を加えて手であえ、10分ほどおく。かぶの茎とあえ、葉がしんなりしたら器に盛る。

    画像5: つくり方
    画像6: つくり方

    糸昆布(切り昆布・きざみ昆布)のこと

    画像1: 糸昆布(切り昆布・きざみ昆布)のこと

    昆布を細切りにした「糸昆布」(切り昆布、きざみ昆布とも呼ばれています)。生のものと乾燥したものがありますが、乾燥したものは水に戻して使うほか、料理によっては乾燥したまま使うこともできます。

    乾物の糸昆布の魅力は、ほかの乾物と比べても、水に戻す時間や煮る時間が短いこと。手軽に使いたいときにさっと戻せるので、ふだんづかいでいろいろな料理にお試しいただけます。また料理に加えるとうま味が増すので、煮物、炒めものなどにとくにおすすめです。


    〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉

    画像2: 糸昆布(切り昆布・きざみ昆布)のこと

    松田美智子(まつだ・みちこ)
    日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。

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    『季節の仕事 (天然生活の本) 』(松田美智子・著)

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    (松田美智子・著/扶桑社刊)

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    『おすし』(松田美智子・著)

    『おすし』
    (松田美智子・著/文化出版局刊)

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