もずくの天ぷらのつくり方
![画像: もずくの天ぷらのつくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/05/02/ee8d1119d3c38927326f8093b680412f4013c238.jpg)
ねばりのあるもずくをカリッと揚げた、もずくの天ぷら。すりおろした山いもが繋ぎになり、もちもちした食感に。すだちをかけて、さっぱりといただきます。
材料(つくりやすい分量)
![画像: 材料(つくりやすい分量)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/05/02/372db5568482944cecd3a3602d10adf55fb0aa31.jpg)
● 生もずく(今回は沖縄もずくを使用) | 1カップ |
● 山いも | 1カップ |
● 薄力粉 | 大さじ2 |
● 片栗粉 | 大さじ1 |
● 酒 | 大さじ2 |
● 塩 | 小さじ1 |
● にんにく(みじん切り) | 小さじ1 |
● すだち(半分に切り、面取りする) | 1個分 |
● 米油(揚げ油) | 適宜 |
つくり方
1 山いもはペーパータオルで外側の汚れとひげ根をすり取って、皮をむき、すり鉢であたる。もずくは水に浸して軽く洗い、水けをとり、食べやすい長さにざっくり切る。
![画像1: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/05/02/dbb4889941c7020e7a5702d4759e04b8e821e90b_xlarge.jpg)
![画像2: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/05/02/50029014b2a5c3386ac7f34da9f67c18138677b6.jpg)
2 すり鉢ににんにく、酒、薄力粉、片栗粉を加えて混ぜ合わせ、もずくを少しずつ加えながら混ぜ合わせる。
![画像3: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/05/02/a615c0377ebca84743260299c45f2c816eb17641.jpg)
![画像4: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/05/02/aaefa0a981ed081f000a044bf2ad4bcc55568950.jpg)
3 155℃の揚げ油に、2をスプーンで一口大にすくって落とし、きつね色になるまで揚げる。塩をふり、すだちを添える。
![画像5: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/05/02/d53bb24f2afeaa125d9716d2fbb2e4f4a22dd03c.jpg)
![画像6: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/05/02/e6c6e19522de1e44f2b0438a0d488e6156c83b83.jpg)
もずくのこと
![画像: 左:沖縄もずく 右:絹もずく(糸もずく)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/05/02/11002bc8b742993bbf49348d11470193c20f792f.jpg)
左:沖縄もずく 右:絹もずく(糸もずく)
もずくは、古くから親しまれてきた海藻類で、他の海藻にくっついて育つ「藻付く」から由来するといわれています。もずくに含まれているフコイダンという成分は、腸内環境をよくする働きと、コレステロールを減少させる働きがあります。
もずくの種類には、主に沖縄県産の「沖縄もずく」と能登半島産の「絹もずく(糸もずく)」があり、沖縄もずくは黒っぽくつるっとした食感に対し、絹もずくは色味が淡く、とろみがあるのが特徴です。養殖のもずくは通年店頭に並んでいますが、生のもずくは4~6月と旬が短いので、ぜひこの時季に、天然もののおいしさを味わってみてください。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉
![画像: もずくのこと](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2021/11/08/e71129db00210702bcf7bde64aef7fa0c7ed0389.jpg)
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。
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