• 石村由起子さんがカフェと雑貨の店「くるみの木」をはじめて今年で40年。どうすれば理想とする素敵な暮らしができるのか、日々考えながら、工夫してきたといいます。暮らしが大事、仕事が大事。大忙しの人生を生きる石村さんの暮らしには知恵と工夫がいっぱい。健康の秘訣でもある体のケアと身だしなみについてご紹介します。
    (『あふれる日々を、ととのえる。』より)

    朝、お風呂にゆっくりと浸かる幸せ

    「石村さんはお元気ですね。何か体のためにされていますか?」とよく聞かれるのです。そのたびに「とくに何も……しいていえば、よく食べること?」と、 答えていました。

    「週に1度はジムに行っています」とか、「ヨガとピラティスを少々」などと答えられればいいのですが、なかなかまとまった時間をとれません。

    本当のことを言えば、ジムに通ったこともあるのです。でも、忙しさにかまけていけない日が続き、足が遠のいてしまいました。 それでも、もちろん、体のことは気になります。

    多くの方は、夜、疲れをとるためにお風呂に入りますよね。でも私は、夜はシャワーを浴びて寝てしまいたい派です。というか、夜なべ仕事も好きなので、お風呂にゆっくりつかる時間がないのです。

    もう長年のことですが、お風呂は朝と決まっています。

    画像: 朝、お風呂にゆっくりと浸かる幸せ

    日に日に変わる庭を ひとまわりして、掃除をしたら、たっぷりとお湯を張った浴槽に何かしら良い香りのものを浮かべてゆっくりとつかります。

    今日は庭のいちじくの葉と絞った後のレモンを半分。なにも新しいレモンを入れる必要なんかないのです。

    足を伸ばして、ゆっくりつかれば、体のこわばりもほどけていきます。

    レモンを手にとり、鼻先に近づければ、爽やかな香りに包まれます。まるで果物そのものに包まれているよう。シャキッとした1日をはじめられそうです。

    朝風呂は私の健康の秘訣と言えるかもしれません。

    お風呂上がりの、ローズウォーター

    画像: お風呂上がりの、ローズウォーター

    明るい日差しの入る水回りが好きなので、この家もそうしてもらいました。

    お風呂上がりの化粧水には、もう何年もサンタ・マリア・ノヴェッラのローズウォーターを使っています。友人がフィレンツェ旅行のお土産に買ってきてくれたのが最初の出合いでした。今は、日本にもいくつもお店がありますね。

    世界最古の薬局といわれる、修道会のレシピでていねいにつくり続けられているという物語にも心惹かれますし、その割にはお値段が手頃なのも嬉しいものです。

    パシャパシャとたっぷりと使い、その香りに癒やされています。

    本記事は『あふれる日々を、ととのえる。』(PHPエディターズ・グループ)からの抜粋です

    〈撮影/木寺紀雄〉

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    石村由起子(いしむらゆきこ)
    1952年、香川県高松市生まれ。1983年に奈良市でカフェと雑貨の店『くるみの木』をはじめ、全国から人が集まる人気店へ成長させる。その後、三重県VISONの「くるみの木暮らしの参考室」や滋賀県長浜市の「湖のスコーレ」プロデュースなど幅広く事業を手がける。現在は奈良を拠点に、日本各地で地域活性拠点や、商業施設のプロデュースを行なっている。おもな著書に『小さな幸せみつけた』(主婦と生活社)、『奈良のたからものまほろばの美ガイド』(集英社)、『私は夢中で夢をみた』(文藝春秋)、『自分という木の育て方』(平凡社)、『おとなの奈良めぐり』(PHPエディターズ・グループ)など多数がある。

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    『あふれる日々を、ととのえる。』(石村由起子・著/PHP研究所・刊)

    『あふれる日々を、ととのえる。』(石村由起子・著/PHP研究所・刊)

    画像: 体のケアと身だしなみ|石村由起子さんのあふれる日々を、ととのえる。

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