• 喫茶店の定番の味が自宅でつくれる、髙山かづえさんの再現レシピで、「おうち喫茶店気分」を味わいませんか。今回は、クロック・ムッシュのつくり方を紹介します。
    (『天然生活』2021年10月号掲載)

    素材選びと少しの工夫で、喫茶店の味に

    自宅で喫茶店気分を味わえたなら……。喫茶店を愛する髙山かづえさんに、全国の喫茶店で覚えた定番の味を教えていただきました。素材選びや少しの工夫で、ぐんとお店の味に近づきます。

    日本のクロック・ムッシュの発祥といわれる東京・目黒の「カフェ ドゥー」は、ホワイトソースではなくチーズとハムを使用したシンプルな組み合わせ。

    「手間もかからずつくりやすいからこそ、素材にはこだわって、ちょっと奮発してみるのもいいと思います」

    そのスタイルに倣い、具材はシンプルに。ゴーダチーズを使用して、味わい深い仕上がりです。

    クロック・ムッシュのつくり方

    画像: クロック・ムッシュのつくり方

    チーズとハムのクロック・ムッシュは、東京・目黒「カフェ ドゥー」へオマージュを込めて。実はここが日本のクロック・ムッシュの原点なのだとか。

    材料(2人分)

    ● 食パン(8枚切り)4枚
    ● ゴーダチーズスライス2枚
    ● ハム2枚
    ● バター30g
    ● パセリ適宜

    つくり方

     バターは室温にもどす。4枚のパンの片面にバター10gを等分に塗り、2枚の上にハム、チーズをそれぞれのせて、バターを塗った面同士でサンドする。軽く押さえて耳を落とし、表面に残りのバターを等分に塗る。

     フライパンを中火で熱し、を並べてのせ、軽く押さえる。バターがなじんだら弱火にしてふたをし、3分焼いて裏返し、軽く押さえて再びふたをして3分焼く。半分に切って器に盛り、パセリを添える。



    〈料理/髙山かづえ 撮影/大沼ショージ スタイリング/荻野玲子〉

    髙山かづえ(たかやま・かづえ)
    大分県出身。料理研究家、ワインソムリエ。雑誌や書籍、広告などを中心に活躍中。おいしく簡単につくれるレシピが人気。著書に『純喫茶レシピ』(誠文堂新光社)など多数。最新著書『レンジでかんたん、体ととのう スープの冷凍ストック&アレンジ』(マイナビ出版)が2023年9月に発売。
    インスタグラム:@kazuetakayama

    ※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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