長なすのこと
![画像: 長なすのこと](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/09/06/7cd51a7d2f071f64f76dcdc56e290771747f8422.jpg)
20〜25cmもある長なす。日本各地で栽培されていますが、とくに収穫量が多いのは九州地方です。九州には「久留米長なす」や「熊本赤なす」などの在来種があり、古くから栽培が行われてきました。
九州など温暖地で育ったものは身がやわらかいのが特徴。なすは冷蔵庫にそのまま入れておくと、種が変色したりかたくなったりするので、焼くなど少し下準備をしてから保存するといいでしょう。
長なすとピーマンのしっかり煮のつくり方
![画像: 長なすとピーマンのしっかり煮のつくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/09/06/fbb8bd5941f3c5fc95db2b3e5d3b2e48d3bc4c36.jpg)
甘辛の味付けは、できたてはもちろん、冷蔵庫で冷やしてもおいしい。
材料(つくりやすい分量)
![画像: 材料(つくりやすい分量)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/09/06/8acba8d3141cec7d59789755c2baf59ed539ee36.jpg)
● 長なす | 2本 |
● ピーマン | 2個 |
● 長ねぎ | 1/2本 |
● 塩 | 小さじ1/2 |
● ごま油 | 大さじ2 |
● しょうが(薄切り) | 大さじ1 |
● けしの実 | 少々 |
● 酒 | 大さじ3 |
● 三温糖 | 大さじ2 |
● 赤味噌 | 大さじ1 |
● 薄口しょうゆ | 大さじ1 |
● 豆板醤 | 小さじ1 |
つくり方
1 なすはへたを取り乱切りにして、水分を抜いて炒めやすくするために、塩をまぶして15分ほどおく。ピーマンは種とワタを除き小さめに乱切りにし、長ねぎは縦半分に切り、芯を除いて斜めに薄切りにする。
![画像1: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/09/06/e2f68f63b214ccf07025f391a2fbef061e6bdc9e.jpg)
![画像2: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/09/06/1b924d3455b313159407d7979a339e2904a569db.jpg)
![画像3: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/09/06/1919936bf0d46f487481e22275ecea5a770db73f.jpg)
2 フライパンにごま油を熱し、しょうがを入れ火が通ったところで豆板醤を加える。
![画像4: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/09/06/21002bd5ce18072c8fdb585b2dde2a4ca101473a.jpg)
3 なすを入れ、三温糖を加えてしっかり炒める。
![画像5: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/09/06/074f2d14f6560e494ee870c048d158659155e394_xlarge.jpg)
4 水1カップ(分量外)を加え少し煮る。
![画像6: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/09/06/795a2dfa32ef641aef92f1c6cbc902c87e837d0c.jpg)
5 ふつふつとしてきたら赤味噌を溶かし入れ、強火でしっかりなすに味を入れ、酒を加える。
![画像7: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/09/06/992ca7960ee5c616983bc148497b63baae1ef0c9.jpg)
6 水分が減ったところで薄口しょうゆを加え味をみる。
![画像8: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/09/06/17e615f0f2b2195995914605efac604e8ceb7fd7.jpg)
7 ピーマンと長ねぎを加える。余熱で充分なので、さっと炒めて火を止め、器に盛り、けしの実をふる。
![画像9: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/09/06/807f740cd122af35071b7e388a7f062725e56f5a.jpg)
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/村上有希〉
![画像10: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2021/11/08/e71129db00210702bcf7bde64aef7fa0c7ed0389.jpg)
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。
◇ ◇ ◇