干ししいたけのこと
![画像: 干ししいたけのこと](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/10/06/0900159925896a1de987a21f9a2d2ca074af7daa.jpg)
うま味たっぷりの干ししいたけ。これは干すことで「グアニル酸」といううま味成分が生成されるから。また、干すことでより栄養価も増し、食物繊維は生しいたけの約10倍、ビタミンDは約30倍にも。そのほか、カリウムや葉酸もたっぷり含まれており、ふだんから取り入れたい食材です。
松田流、干ししいたけの戻し方
干ししいたけは、水に浸けて戻すとうま味が水に出てしまい食感もなくなるので、水をかけて湿らせて30分ぐらい置く。やわらかくなってきたら石づきを除いて使う。
![画像1: 松田流、干ししいたけの戻し方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/10/06/6297cc2b32209831bd5ac7f9a6519f450dcadcd7.jpg)
![画像2: 松田流、干ししいたけの戻し方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/10/06/aa8ac8d2326a31bde5fb0da5b4750514484c7b5c.jpg)
〈石づきのおいしい使い方〉
干ししいたけしょうゆ
![画像: 〈石づきのおいしい使い方〉 干ししいたけしょうゆ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/10/06/c0c8cec77cb2a973962bffbe82b59f2454b6cdba.jpg)
取り除いた石づきを保存容器に入れたしょうゆに漬ければ、干ししいたけのうま味たっぷりの調味料に。炒めものに使ったり、豆腐にかけたり、使い道はいろいろ。
干ししたけの炊き込みごはんのつくり方
![画像: 干ししたけの炊き込みごはんのつくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/10/06/0bd237884bcb4ae866c094e78d7236bca50805a4.jpg)
具材を炒めず炊くことで、さっぱりとした仕上がりに。うま味を吸ったモチモチのごはんは何杯でもおかわりできそう。
材料(つくりやすい分量)
![画像: 材料(つくりやすい分量)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/10/06/75329ce5028d7586786d91456f104fd26fb0040e_xlarge.jpg)
● 干ししいたけ(戻したもの) | 3枚 |
● 豚肩ロース | 100g |
● 米 | 1.5合 |
● しょうが(みじん切り) | 大さじ1 |
● 水 | 1と1/2カップ |
● 酒 | 1/4カップ |
● 塩 | 小さじ1 |
● 薄口しょうゆ | 大さじ1 |
● 細ねぎ | 適宜 |
つくり方
1 豚肉は細かく切りボウルに入れ、薄口しょうゆを加えて味をなじませておく。
![画像1: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/10/06/a81c6dac03d4b46df54c2c1705654baaef1103b6.jpg)
2 干ししいたけは水で湿らせて石づきを取り、2枚にそぎ切りにし、細かく切る。
![画像2: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/10/06/45de7c9e9ab321a119386a767725e1352e4328cd.jpg)
![画像3: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/10/06/fe79f461ea981cd57899e096f1222d4da6283446.jpg)
3 土鍋に水と2を入れて沸かし、1と酒、しょうが、塩を加える。ふたたび沸いたら、研いで10分浸水、15分ざるにあげておいた米を入れ、大きく混ぜ、ふたをし、強火にかける。
![画像4: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/10/06/12a4b2b9bbd0c8a886366aa2777c7f853b11652c.jpg)
4 沸いたら、弱火にして底から大きく混ぜる。10~13分炊き上げ、火を切り10分蒸らしてひと混ぜする。
![画像5: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/10/06/c7b2c07e93c341a2f55a61b5edf1d2682a9e125e.jpg)
5 小口切りにした細ねぎを合わせる。
![画像6: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/10/06/d3e97c5b0857951f5b83753fbb0531fdbc27e582.jpg)
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/村上有希〉
![画像7: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2021/11/08/e71129db00210702bcf7bde64aef7fa0c7ed0389.jpg)
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。
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「今日何つくろう?」とお悩みのあなたへ。
天然生活webにて連載中の「松田美智子の季節の仕事」より人気レシピを集めました。
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