料理研究家の松田美智子さんに干ししいたけのバターアンチョビ煮のつくり方を教えていただきました。干ししいたけにこんな料理があるなんて! 干ししいたけの新しいおいしさに出合える料理です。
干ししいたけのバターアンチョビ煮のつくり方
![画像: 干ししいたけのバターアンチョビ煮のつくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/10/06/5557fa5cf994524fbf7b1b3656094a9a580230b7.jpg)
干ししいたけ、アンチョビ、トマト。うま味たっぷりの食材がつくりだすスープは、一滴も残したくないほどのおいしさ。
材料(つくりやすい分量)
![画像: 材料(つくりやすい分量)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/10/06/1d4aacd95343d365cd7d8f334e606fc0900bf4d9.jpg)
● 干ししいたけ | 3枚 |
● トマト | 中1個 |
● チキンスープ | 1カップ |
● アンチョビ(みじん切り) | 大さじ1 |
● バター | 大さじ2 |
● ナンプラー | 小さじ1 |
● 白こしょう | 少々 |
つくり方
1 鍋にチキンスープを沸かし、アンチョビ、バター、汚れをたたき落とした乾燥したままの干ししいたけを入れる。
![画像1: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/10/06/d8edc41224d3edefe9b1268bcf09664bf04bc345.jpg)
![画像2: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/10/06/7126ff36f081c398e57470c812070dab6fb06cb2.jpg)
2 トマトはへたをとり、皮をむき、7mm角に切る。
![画像3: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/10/06/4aa71850093b7630c908bada7d675f6641252a41.jpg)
3 干ししいたけがやわらかくなったらいったん取り出し、石づきを取り、鍋に戻す。
![画像4: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/10/06/628e9ad948c9cf87f861e9dd30937615b422df3d.jpg)
![画像5: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/10/06/d4a9eb15078c31be64d68b9426dc00bfdadff56e_xlarge.jpg)
4 2を加え、少し煮る。ナンプラーを加え、白こしょうで味をととのえる。
![画像6: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/10/06/94d2a5d556d7771089b858c7f803f5ebc0d959b8.jpg)
![画像7: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/10/06/1e9dca1987b70a940f9db19e904251ab10a60e83.jpg)
干ししいたけのこと
![画像1: 干ししいたけのこと](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/10/06/0900159925896a1de987a21f9a2d2ca074af7daa.jpg)
うま味たっぷりの干ししいたけ。これは干すことで「グアニル酸」といううま味成分が生成されるから。また、干すことでより栄養価も増し、食物繊維は生しいたけの約10倍、ビタミンDは約30倍にも。そのほか、カリウムや葉酸もたっぷり含まれており、ふだんから取り入れたい食材です。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/村上有希〉
![画像2: 干ししいたけのこと](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2021/11/08/e71129db00210702bcf7bde64aef7fa0c7ed0389.jpg)
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。
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「今日何つくろう?」とお悩みのあなたへ。
天然生活webにて連載中の「松田美智子の季節の仕事」より人気レシピを集めました。
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少ない材料でつくりやすい、毎日の食卓に役立つ1冊です。
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