「下ゆでスペアリブ」でつくる、主菜2品。仕込んでおいて、包丁いらずで仕上げる献立／きじまりゅうたさん

2024-01-18

天然生活編集部 @ 天然生活web

料理家・きじまりゅうたさんのかんたん仕込みなら、いざ食べたいとき、「包丁いらず、調味いらず、鍋に入れて火にかけるだけ」。10分後には、つくり立てのおいしさが楽しめます。冷凍野菜も上手に生かしてあえものやスープも一緒にどうぞ。今回は、「下ゆでスペアリブ」の仕込み献立で、2品の主菜を。
（『天然生活』2019年10月号掲載）

【主菜】一つの仕込みも調理法を変え、変化をつける
下ゆでスペアリブ

「下ゆでスペアリブ」は、焼く、揚げるの2通りに楽しめるのがうれしい1品。

「これも、その日の気分で揚げるか焼くかを決められるのがいい。人が来たときのおつまみにも喜ばれます。肉には火が通っているので、調理時間も短くてすみます」

下ゆでしてから漬け込むことで、脂が抜けてあっさり。手羽元や手羽先で仕込むのもおすすめです。

材料（2人分）

● ぶたスペアリブ	400g
● しょうゆ、みりん	各大さじ2

つくり方

＜仕込み＞

１　鍋にスペアリブとかぶるくらいの水を入れて中火にかけ、煮立ったら弱火で10分ほどゆでてざるにあげる。

２　肉の水けを切って密閉保存用袋に入れ、しょうゆ、みりんを加えて冷蔵庫で味をなじませる。

※冷蔵庫で5日ほど保存可能。

ある日は、から揚げに

中に火が通っているので、表面だけカラッと揚がればでき上がり。レモンをしぼって。

材料（2人分）

● 下ゆでスペアリブ	全量
● レモン（くし切り）	適量
● 片栗粉	適量
● 揚げ油	適量
● A
・溶き卵	1/2個分
・小麦粉	大さじ3

＜調理＞

１　スペアリブは汁ごとボウルに入れてAを加え、ドロッとするまで混ぜて、1本ずつ片栗粉をまぶす。

２　中温（170℃）に熱した油で揚げる。3分ほどしたら火を強め、カリッとさせて引き上げる。器に盛り、レモンを添える。