料理研究家の松田美智子さんにカリフラワーのスープグラタンのつくり方を教えていただきました。生クリームとクリームチーズで、ベシャメルソースをつくらなくても濃厚なグラタンに。焼き時間を加減してお好みのソースの濃度に仕上げてください。
カリフラワーのスープグラタンのつくり方

スープほどのゆるさに仕上げて、パンを浸して食べてもおいしい。
材料(つくりやすい分量)

● カリフラワー | 1/2房 |
● チキンスープ | 約1カップ(加減をみる) |
● A | |
・ 生クリーム | 1カップ |
・ クリームチーズ | 1/4カップ |
・ 白こしょう | 少々 |
・ パルメザンチーズ | 1/4カップ |
つくり方
1 オーブンウェアにバター適量(分量外)を塗り、小房に分けたカリフラワーを入れる。

2 ボウルにAを入れ混ぜる。このとき、クリームチーズが塊で残っていてもいい。カリフラワーがひたひたになるくらいの量になるよう、チキンスープを加減しながら加え、1に注ぐ。


3 200℃のオーブンで、20分焼く。お好みの濃度になるまでさらに焼く。


カリフラワーのこと

アブラナ科の植物で、白くこんもりとした花蕾と太い茎を食します。ビタミンCが豊富で低カロリー、女性にはうれしい食材です。
花蕾のほろほろとした食感と淡い甘みが特徴で、ゆでるだけでなく、生でも焼いてもおいしく、さまざまな味付けに合います。11月〜3月ごろまでが旬なので、いろいろな調理方法でいただきましょう。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/村上有希〉

松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。
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