お菓子や本、お土産など、肩ひじ張らないささやかな贈りものも、身近なものを使ったひと手間のラッピングで、とっておきになります。今回は、ラッピング講師の宮岡宏会さんに「和紙を使った本包み」を教えてもらいました。
(『天然生活』2021年1月号掲載)
(『天然生活』2021年1月号掲載)
和紙を使って
本包み
本を贈るなら、そのままブックカバーとして使えるラッピングを。和紙でなく包装紙でももちろんOK。紙のサイズを変えれば、単行本も包めます。しおりにもなるメッセージカードをポケットに入れて、気持ちを込めて贈りましょう。
材料と道具
● 好みの紙 | |
贈る本に合わせたサイズ | |
● カッターまたははさみ |
つくり方
1 両面テープ 本の横1周分の長さ+5cm、本の縦の長さ+10cmの大きさに紙を切る。
2 紙の上下を2cmずつ内側に折る。
3 写真のように、真ん中で折る。
4 紙を本の上辺に合わせ、下の部分を本の下辺に合わせて、紙を折る。
5 紙を裏にして本を置き、右側を2.5cmほど折る。
6 左側も同様に折り、左右の袋になった部分に本の表紙を入れ込む。
<ラッピング制作・監修/宮岡宏会 撮影/福井裕子 スタイリング/露木 藍 取材・文/熊坂麻美 撮影協力/AWABEES、TITLES、UTUWA>
宮岡宏会(みやおか・ひろえ)
「toi et moi」代表、ラッピング講師。ラッピング教室(受講生常時募集中)のほか、紙やパッケージ監修など、幅広く活動。著書に『大人かわいいラッピング』(主婦と生活社)など。 https://style-gift.net/
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです