• 「十分な装備で向かえば快適に過ごせます」と、寒冷地の寒さをむしろ楽しんでいるクラフト作家の上原かなえさん。北欧の「冬暮らしのアイデア」も随所に取り入れた、上原さんの防寒対策をご紹介します
    (『天然生活』2022年12月号掲載)

    住まい編
    インテリアファブリックを衣替え。暖房は、温水の力でじわじわ暖めて

    クッションカバーを、自作の手織りウールに衣替え。

    画像: 自分で織ったクッションカバー。ウール製は体感も見た目も暖か

    自分で織ったクッションカバー。ウール製は体感も見た目も暖か

    「日照時間の少ない北欧の冬は、少しでも明るくなるように、ヴィヴィッドな色を家中に使います。住む人の心の栄養となるような、本当の意味でビタミンカラーなんです」

    家の暖房器具は温水暖房。1台の熱源機で不凍液を温め、それを住まい全体の暖房器具に循環させる仕組み。

    画像: リビングのパネルヒーター。セントラルヒーティング式の暖房は、北欧では主流

    リビングのパネルヒーター。セントラルヒーティング式の暖房は、北欧では主流

    「ピンポイントではなく、家全体をじわじわ暖めてくれます」

    お出かけ編
    雨用ブーツは防寒にも畑仕事にも。明るい色のウール小物が活躍

    ライ麦畑での農作業時にも活躍している「ブランドストーン」のサイドゴアブーツ。

    「防水でタフ。足にフィットしてとても暖かいんです」

    画像: しっかり分厚いソールが冷気をシャットアウトしてくれる

    しっかり分厚いソールが冷気をシャットアウトしてくれる

    レッグウォーマーを合わせると防寒も完璧。レッグウォーマーやアームウォーマーなど、ウールの小物はたくさんコレクション。

    画像: 真冬の運転時にアームウォーマーは便利。家ではもこもこ靴下で足元あったか

    真冬の運転時にアームウォーマーは便利。家ではもこもこ靴下で足元あったか

    「着脱しやすく、簡単に温度調節ができるのがいいんです」。明るい色をチョイスして、コーディネートの差し色にも。



    <撮影/市原慶子 取材・文/鈴木麻子>

    上原かなえ(うえはら・かなえ)
    ペーパークラフトやヒンメリなど、身近な素材で作品をつくるクラフト作家。ヒンメリ用のライ麦は種から栽培。ライ麦ストローやヒンメリキットの販売をサイト https://ryestraw.base.shop/ で行う。東京・代田橋の「ワサビ・エリシ」でヒンメリのオンラインワークショップも。詳細はインスタグラム @kanaeuehara まで。

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



    This article is a sponsored article by
    ''.