お菓子はほとんど手づくりするという、はなさん。何度もつくっている、とっておきのレシピを教えてもらいます。毎月30日更新。
hana’s memo
2024年の干支「辰」にちなんで、タツノオトシゴのレモンアイシングクッキーをつくりました。
叔母が家で育てた無農薬のレモンをアイシングに使用。
![画像: 叔母が育てたレモン。無農薬なので皮まで使います](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/12/25/a9f756541535ed59f1b5f983f3c7535db1f32424.jpg)
叔母が育てたレモン。無農薬なので皮まで使います
クッキー生地はパンダクッキーのレシピです。
半量で18枚はつくれるので、残りは冷凍保存し、必要な時に別の型でクッキーを焼いても大丈夫。
それにしても、タツノオトシゴのクッキー型が家にあったとは、、、。いつ買ったのか全く覚えていません(笑)。
2024年もみなさまにとって最高の一年となりますように。
「タツノオトシゴ・クッキー」のつくり方
![画像: 「タツノオトシゴ・クッキー」のつくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/12/25/c31e506a1fd968f785c408c01ee6347c10425980.jpg)
材料<18枚分> ※クッキー生地は材料の半量を使用
● レモン | 1/2個 |
<クッキー生地>(36枚分) | |
● 薄力粉 | 180g |
● ベーキングパウダー 小さじ1/2 | |
● バター(塩分不使用) | 100g |
● きび砂糖 | 90g |
● 溶き卵 | 1/2個分 |
● 塩 | ひとつまみ |
<白いアイシング>(18枚分) | |
● 粉砂糖 | 105g |
● レモン汁 | 小さじ3と1/2 (レモン約1/2個分) |
<黒いアイシング>(18枚分) | |
● 粉砂糖 | 30g |
● 卵白 | 7g |
● 食用色素(黒竹炭) | 小さじ1/4弱 |
下準備
*オーブンは180℃に予熱する。
*粉類(薄力粉とベーキングパウダー)はふるいにかける。
*バターと溶き卵は室温にもどす。
*レモンの皮(1/2個分)をすりおろし、キッチンペーパーなどにのせ、水切りする。
![画像: レモンの皮は水分が多いので水切りする](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/12/25/0dcfea5a715352aff7e596b19ede5b61caabb13e.jpg)
レモンの皮は水分が多いので水切りする
つくり方
1 ハンドミキサーでバターを練り、砂糖を加えて軽くなるまで混ぜる。
2 1に溶き卵を少しずつ加える。その都度、よく混ぜる。
![画像: 生地に卵を少しずつ加える](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/12/25/d31cc7443c1b6f795ac57579f4c28e44f65fc764.jpg)
生地に卵を少しずつ加える
[はなよりひと言]
分離しないように、卵は少しずつ加えます。
3 2に粉類を一度に加え、粉っぽさがなくなるまで混ぜる。
![画像: 粉を加えた状態](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/12/25/fa181d771411edc632b666925f25c3fcf6637a61.jpg)
粉を加えた状態
![画像: 生地がまとまった状態](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/12/25/eb8e81859977cbcb9f5d144e11a24ffaaa8aaa91.jpg)
生地がまとまった状態
4 3の生地をふたつに分け、それぞれラップをして冷蔵庫で2時間以上、寝かせる。
![画像: 生地をふたつに分ける](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/12/25/40323a2624d74387c49b8e9b8811dc4d2ff74278.jpg)
生地をふたつに分ける
[はなよりひと言]
生地をラップしたら、少し平らにした状態で冷蔵庫に入れるとのばしやすいです。生地がまだやわらかいので、冷蔵庫でしっかり冷やします。今回は半量を使用したので、残りは冷凍庫で保存しました。
5 ペストリーボードやまな板などに薄力粉で打粉(分量外)をし、生地をのせ、打粉をしながらめん棒で3mm厚さほどにのばす。
[はなよりひと言]
生地がくっつきやすいので、台とめん棒に薄力粉をまぶします。
6 3の生地を、タツノオトシゴの型で型抜きしたら、クッキングシートを敷いた天板に間隔をあけて並べ、180℃のオーブンで7分ほど焼く。
![画像: 型抜きする](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/12/25/8ab60ddd8633f9a4c4bd4b700e8a8ba4d71e812c.jpg)
型抜きする
[はなよりひと言]
天板の大きさに合わせて、私は2回に分けて焼きました。2回に分けて焼く場合は、残りの生地は冷蔵庫に戻します。
7 白いアイシングをつくる。粉砂糖にレモン汁を少しずつ加え、その都度、泡立て器で混ぜる。
![画像: レモンのアイシング](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/12/25/f3afd9788d9a0fac3bcbd4cebdef5bc998641c17.jpg)
レモンのアイシング
[はなよりひと言]
かたさはレモン汁の量で調整します。
8 黒いアイシングをつくる。粉砂糖に卵白を少しずつ加え、その都度、泡立て器で混ぜる。
9 生地が黒くなるまで、食用色素を少しずつ加える。
[はなよりひと言]
色素は通常は砂糖と混ぜてから使えますが、ここでは最後に少しずつ加えながら色の濃さを調整しています。
10 クッキーが焼けたら網の上で冷まし、アイシングする。白アイシングをアイシング用のコルネに入れ、タツノオトシゴの体の部分の輪郭を描く。
![画像: 焼き上がり](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/12/25/bc174285370d600128ddfe050cf8ff2058b0c2dd.jpg)
焼き上がり
![画像: コルネにアイシングを入れる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/12/25/fb528f3d784cddcf364fc7bab66dc8373285c3ce.jpg)
コルネにアイシングを入れる
![画像: 輪郭をつくるとアイシングが塗りやすくなる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/12/25/1fe63a5e362d548943a04a6904ee690368e715f7.jpg)
輪郭をつくるとアイシングが塗りやすくなる
[はなよりひと言]
ここでは専用のOPPシートを使っていますが、クッキングシートでもコルネをつくれます。先端部分に穴が開くように、紙をクルクル巻きます。
11 残りの白アイシングで体を白く塗りつぶす。鼻の部分などにレモンの皮をのせる。
![画像1: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/12/25/4ae29f8cb6f8fc591bca44571b5e4666d7e5b204.jpg)
12 11の表面が乾いたら、黒アイシングをアイシング用のコルネに入れ、目やヒレを描く。同じように、白アイシングで頭などのデザインを描く。
![画像: 白いアイシングを加えていく](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/12/25/72318023c28c3a079ce00cf886ba5e776303dea8.jpg)
白いアイシングを加えていく
[はなよりひと言]
アイシングが飛び出さないように、上の部分を閉じて使います。
![画像2: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/12/25/15ebc185e6ca12fd74a2499b15b5a0eebe40efff.jpg)
はな
モデル・タレント。神奈川県横浜市出身。17才からモデル活動を始める。現在は、ファッション誌で活躍するかたわら、FMヨコハマ「Lovely Day♡~hana金~」のナビゲーターも務めるなど、幅広く活躍している。趣味はお菓子づくりや茶道、仏像鑑賞。著書に『今日もお稽古日和』『はな、茶の湯に出会う』(ともに淡交社)、『hana’s style book』(宝島社)、『ちいさいぶつぞう おおきいぶつぞう』(幻冬舎)、『おくるおかし』(集英社)など多数。当連載を加筆修正したムック『はなのお菓子』(扶桑社)が10月10日に発売になったばかり。
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天然生活webの連載「はなのお菓子」で人気のレシピを集めて、1冊にまとめました。「いちごショートケーキ」「タルトタタン」「台湾カステラ」「バスクチーズケーキ」など、はなさんが試作を重ねてできた32のレシピ。ぜひお家でつくってみてください。お菓子づくりに目覚めたきっかけなどについてのインタビューも掲載しています。