ゆで大豆のつくり方
1 深めの土鍋に8分目まで水を入れて強火にかけ、沸騰させる。汚れをふいた大豆を鍋に静かに入れ、約90℃に温度を保ち、20〜40分ゆでる。
![画像1: ゆで大豆のつくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/02/07/076c627ae4f80f889232c3f3b36ad8c31e22a96b.jpg)
2 クリーム状の渋(あくのようなもの)が出てきたら、ていねいにすくう。すくった分と同量のさし水をし、鍋の水量が常に一定になるようにして、豆がいつもダンスをしているように動いている火加減を保つ。
![画像2: ゆで大豆のつくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/02/07/7eb1157964a0f84ebf1f491dfd3ef215b4395e4c.jpg)
3 1粒食べてみて、かためと感じるくらいで火から下ろす(ただし豆は「豆戻り」といって、冷めると少しかたくなるので、注意する)。
![画像3: ゆで大豆のつくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/02/07/febf91f201239dba22d86eaa9459fdb399807b26.jpg)
4 流しに鍋ごと移し、豆に直接水流が当たらないよう鍋のへりから蛇口の水を差す。鍋中の温度が下がったら両手で豆をすくい上げ、平ざるに広げて、粗熱をとる。ジッパー付きの保存袋に入れ、冷凍することも可能。
![画像4: ゆで大豆のつくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/02/07/fa4a6183973b5a45e5e1495eabdaeb20b36cfaa5.jpg)
ゆで大豆と豚肉のカレーのつくり方
![画像: ゆで大豆と豚肉のカレーのつくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/02/07/394b691ef5907e690e6e41caacf6092f4e1155aa.jpg)
ひき肉を使ったお手軽カレー。スパイスはお好みで加減して。
材料(4人分)
![画像: 材料(4人分)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/02/07/954383395a56580ee1cd267be2d69c95b1c8544d.jpg)
● ゆで大豆 | 1カップ |
● 豚ひき肉 | 200g |
● ミニトマト | 10個 |
● キャベツ | 5枚 |
● A | |
・にんにく(みじん切り) | 大さじ1/2 |
・しょうが(みじん切り) | 大さじ1 |
・オリーブオイル | 大さじ1 |
● 玉ねぎ(みじん切り) | 1カップ |
● 三温糖 | 小さじ1 |
● B | |
・カレー粉 | 大さじ2 |
・カイエンペッパー | 小さじ1/2 |
・オールスパイス | 小さじ1/4 |
● チキンスープ | 2カップ |
● ナンプラー | 大さじ1と1/2 |
● イタリアンパセリ(粗みじん切り) | 適量 |
● 塩、こしょう | 少々 |
つくり方
1 ミニトマトはヘタを取り、縦に4等分にする。
![画像1: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/02/07/6b3969586a8ee8b54189b193ef6d5f1c274ae91b.jpg)
2 鍋にAを入れてなじませてから中火をつける。香味が立ってきたら、玉ねぎを加え薄い飴色になるまで炒める。
![画像2: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/02/07/82973279c61a4cd423fd91890adab39a9c23e91b.jpg)
3 別の鍋に火を沸かし、塩を加え、キャベツをかためにゆでる。ざるにあげて水分を飛ばし、2cm幅に切る。
![画像3: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/02/07/d3ac2b4a3ab247f3347168ca8511b51e5fc84369.jpg)
4 2に豚ひき肉を加え炒め、肉に少し火が通ったら、三温糖を加える。さらにBのスパイスを加えよく炒め、1のトマトを加える。
![画像4: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/02/07/f93b4ea148c41f3e5de805e79b7e21be9ef3d815.jpg)
![画像5: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/02/07/c4bdb377257c5fabd563f7634499c3a881471557.jpg)
5 チキンスープを加え、あくをていねいに取りながら煮る。
![画像6: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/02/07/ac6f0595884bc4fe4d517ea9fbe77b209f29cc7a.jpg)
6 煮立ったら大豆、ナンプラーを加える。ふたをせず、少し水分を飛ばしながら10〜20分ほど煮る。味をみて、塩とこしょうで味をととのえる。
![画像7: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/02/07/88b7850f63efe91d1f68df94c6a7d05d27f2fb56.jpg)
![画像8: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/02/07/551bbdf5b2af496ba7d24fc22b80134c484441c7.jpg)
7 器に3のキャベツを盛り付け、6をかけ、イタリアンパセリを散らす。
大豆のこと
![画像: 大豆のこと](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/02/07/829f2ac393cf76f9a623597d09b3281684b4a852.jpg)
タンパク質、脂質、糖質、ビタミンB1、ビタミンE、葉酸、カリウム、マグネシウム、カルシウム、リン、鉄、亜鉛、銅など、栄養素の種類がとても豊富な大豆。中でも重要なのがタンパク質です。タンパク質を摂ると成長ホルモンの働きが活発になるので、疲労回復につながると考えられています。肉のタンパク質に比べて低カロリーなのもうれしいポイントです。
さらに注目したい栄養素が大豆イソフラボン。女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをするため、更年期の症状の改善、美肌効果があるといわれています。毎日の献立に大豆を取り入れ、心と体を整えましょう。
松田さんおすすめの大豆
鶴の子大豆
![画像1: 松田さんおすすめの大豆](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/02/07/db053c70bd4c18ad71d2c2fb203aa154b51ca433.jpg)
松田美智子さんが愛用するのは鶴の子大豆。北海道の在来種をベースに育成された大豆で、普通の大豆より大きく、皮がやわらかく、歯触りがなめらか。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/村上有希〉
![画像2: 松田さんおすすめの大豆](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2021/11/08/e71129db00210702bcf7bde64aef7fa0c7ed0389.jpg)
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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「今日何つくろう?」とお悩みのあなたへ。
天然生活webにて連載中の「松田美智子の季節の仕事」より人気レシピを集めました。
混ぜる/煮る/漬ける/焼く/揚げるの5つの調理法で100品を紹介。
少ない材料でつくりやすい、毎日の食卓に役立つ1冊です。
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