(『別冊天然生活 德田民子さんのおしゃれと暮らし』掲載)
徳田さんの、めぐりをよくする健康習慣
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
めぐりをよくする健康習慣
起き上がる前のストレッチ

就寝時はパジャマではなく着心地のよいカジュアルウエアなどを着用しているから、ストレッチもらくらく。この日は「ユニクロ」の上下で
「血圧が高めなせいか、パッと起きるとくらくらしてしまうから」
目覚めてもすぐに活動せず、まずはベッドの上でゆっくりストレッチから一日をスタート。

起床は毎朝5時30分ごろ。「予定がない日もだいたいこの時間。朝のひとり時間を大切にしています」
「とくにお手本はなく、自己流で伸びをしたりひねったり、足を高くあげて『自転車こぎ』をしたり。徐々にからだが目覚めてくるのを感じてから動き出すようにしています」
めぐりをよくする健康習慣
ショートヘアは元気のもと

東京時代、懇意にしていたサロンで「引っ越すならどこで切ってもこの髪型になるように」と伝え方を伝授してもらったのだとか
雑誌『装苑』の編集長に就任した50代中盤から、現在の髪型がトレードマークのように。
「大胆なパーマやマッシュルームヘアも試したけれど、編集長なのでキリッとしたイメージにしたいと美容師さんに相談したんです」
「本当は坊主にしたかったぐらい」、ショートスタイルがお気に入り。「髪の健康も保ちやすい気がします」

「いまはいわゆる『1000円カット』にお願いしていますよ」

メガネやピアス、キャップなど小物で変化を楽しんで
めぐりをよくする健康習慣
運動を兼ねて週1回の雑巾がけ

運動のためには床もモップなどを使わず手で水ぶきを。「でもあくまでやりすぎず、ほどほどを積み重ねるのがちょうどいいと思っています」
「必ずやらなければ、と決めているわけではないけれど」、いつしか週1回程度の雑巾がけが習慣に。
「家事ってきちんと取り組むと、なかなかよい運動になります。とくに雑巾がけは、掃除機が届かない場所のクモの巣などに気づけるうえ、部屋が隅々まで『清められた』感じになるのがいい。終わったあとの爽快感は格別ですね」

雑巾は古くなったTシャツを活用。「ザッとミシンで縫って使います」
心と体を支えるもの
熊手で落ち葉集め

四季を問わず舞い落ちる枯葉を定期的に集めてすっきり。
「熊手って意外と腕の力を使うもの。ひと通り終わると心地よく疲れるんです」
野鳥のための準備

シジュウカラなどの野鳥を眺めることは、暮らしのなかの小さな楽しみ。周囲にエサが少なくなる秋から冬は、ひまわりの種でおもてなしを。
お気に入りの椅子と音楽

薪ストーブ前のオーディオスペースに、京都で求めたアーコールチェアが仲間入り。
「最近はダンス音楽が気分。聴くと元気になれます」
* * *
<撮影/山川修一 取材・文/玉木美企子>
德田民子(とくだ・たみこ)
元『装苑』編集長、2009年より長野県安曇野市在住。ベーシックなアイテムを生かしたスタイリッシュなファッションと、シンプルでセンスが光る暮らしの提案が人気。四季の着こなしとライフスタイルをたっぷり紹介した『德田民子さんの工夫のある家仕事』(扶桑社)や、78歳になった德田さんの小さな暮らしが詰まった『德田民子さんのおしゃれと暮らし』(扶桑社)も好評発売中。
※記事中の情報は『德田民子さんのおしゃれと暮らし』掲載時のものです