スペアリブのこと
![画像: スペアリブのこと](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/03/19/ce9f5a75f3f814e80a02420d25e48bb8904cc075.jpg)
スペアリブというと、骨つきの豚肉が一般的。お腹側の肋骨とそのまわりの赤身と脂肪が重なった部分をいいます。煮込み料理でよく使う豚バラ肉の塊は、スペアリブの骨が外された状態のものです。
スペアリブはとくにうま味が凝縮されていて、肉質はやわらかいのが特徴です。ただし、脂肪分が多い部位でもあります。しっかりした処理をして、おいしく、健康にいただきましょう。赤身と脂肪がしっかり層をなしているのがおいしい印です。
スペアリブの下処理
骨はかたくて切れないので、お肉屋さんで整形してもらい、余分の脂を取り除いておく。
鍋にお湯を沸かし塩と白ワインを加え、沸いたらスペアリブを入れアクをとりながら10分ゆで、ざるにあげる。
![画像1: スペアリブの下処理](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/03/19/064f1d58a45f08db2496721030c10997989add42.jpg)
![画像2: スペアリブの下処理](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/03/19/7abb4d32c17069089323da714ad2111ef7055b71.jpg)
スペアリブのマリネグリルのつくり方
![画像: スペアリブのマリネグリルのつくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/03/19/ec180b830cd701dbdefd3b289fb3a1d06aedb25f.jpg)
しっかり時間をかけてマリネすると骨から肉が外れやすくなります。
材料(つくりやすい分量)
![画像: 材料(つくりやすい分量)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/03/19/a10c282e5e18c24e57835772812f9e128f732eeb.jpg)
● スペアリブ(7cm長さ) | 500g |
● A | |
・塩 | 大さじ1 |
・白ワイン | 大さじ2 |
● B | |
・にんにく(すりおろし)小さじ1 | |
・塩 | 小さじ1 |
・オリーブオイル | 大さじ2 |
・白ワイン | 大さじ2 |
・タイム、ローズマリー | 各2茎 |
・レモン汁 | 大さじ2 |
つくり方
1 スペアリブはAを入れたお湯でゆで、下処理をしておく。
2 ジッパー付き保存袋にBを入れて混ぜ、下処理をしたスペアリブを入れる。3時間ほど漬けて味をなじませる。
![画像1: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/03/19/76933fe1679392b45cbda2e87ad14716c119515a_xlarge.jpg)
3 天板に1を並べ、210℃のオーブンで10分焼く。好みでレモンを絞っていただく。
![画像2: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/03/19/d0c244357e44acb8913cfe9f79207febe5a7bde8.jpg)
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/村上有希〉
![画像3: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2021/11/08/e71129db00210702bcf7bde64aef7fa0c7ed0389.jpg)
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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