hana’s memo

数年前からフルーツサンドをよく見かけるようになりました。これは食事？ それともデザート？

食パンではなく、スポンジケーキの生地を使えばいいのにと、その乙女チックな姿を見る度に思うのです。

今回は念願のスポンジ生地で、ピクニックやパーティーでも食べやすいサイズのいちごショートケーキをサンドウィッチ風にアレンジしました。

いちごは断面を見せるのではなく、真っ赤なお肌を覗かせます。

以前、インスタにスポンジ生地のつくり方に関するメッセージくださった方がいらっしゃったので、いくつかポイントを書き加えますね。

スポンジ生地のつくり方のポイント

【ポイント１】
卵と砂糖を、ハンドミキサーで4分以上よく混ぜます（２の工程）。

【ポイント２】
牛乳と油は事前に合わせ、よく泡立てた生地に「散らばす」ように加え、泡立て器で3回ほど「手早く」混ぜます（３の工程）。

【ポイント３】
粉を加えた後も手早く、泡を消さないように混ぜます（４の工程）。

はなのお菓子「いちごのショートケーキ」の回で公開したスポンジ生地のつくり方動画もぜひチェックしてください。

「ショートケーキサンド」のつくり方

材料＜21cmのスクエア型1台・16個分＞

下準備

＊薄力粉をふるいにかける。

＊牛乳と油を合わせておく。

＊いちごのヘタを取り、縦に三等分に切り、クッキングシートにのせ、水けを取る。

つくり方

１　スポンジケーキをつくる。卵をひとつずつ、小さめのボウルに割り入れる。カラザを取り除いたら、 大きめのボウルにうつす。

２　１に砂糖を加える。湯せんにかけながらハンドミキサーで空気を含み、のの字が書けるくらいのかたさまで生地をしっかり泡立てる。生地が人肌に温まったら、途中でボウルをお湯からはずす。

［はなよりひと言］

ミキサーの強で泡立て始めてから約4分。これくらいかなと思ってからさらに30秒くらい泡立てます。生地に楊枝（竹串）を刺し、しっかり立つことを確認します。

３　泡を消さないように牛乳と油を静かに回し入れ、泡立て器で大きく3回混ぜ、手早く生地に混ぜ込む。

４　薄力粉を再度ふるいながら一度に加える。生地の 「もったり感」と泡を消さないように、ボウルを回しながら、泡立て器で手早く粉を混ぜていく。 底から生地をすくい上げ、泡立て器の持ち手をボウルの縁に「とんとん」と、軽くあてながら粉を落とし、ダマを消すように混ぜる。

５　粉が消えたら、21cmのスクエア型に流し込む。型を高いところから2～3回落とし、空気を抜く。

６　180°Cに予熱したオーブンで12〜14分焼いてから、 170°Cで2分ほど焼く。表面が薄茶色に変わり、 竹串を刺しても生地が付いてこないことを確認する。付いてきたら様子を見ながら追加で焼く。

７　焼けたら型からはずし、オーブン用の網で冷ます。

８　完全に冷めたら、スポンジケーキの表面を下に向け、端を1.5cmほど切り落とす。

９　計16個の四角に切り、それぞれを半分の厚さに切る。

10　マスカルポーネクリームをつくる。生クリームを泡立て器で七分立てに泡立てる。

11　別のボウルにマスカルポーネチーズを入れ、砂糖を加えたらゴムべらで混ぜる。

12　10に11を加え、泡立て器で混ぜる。

13　しぼり器に直径3cmの口金を入れ、マスカルポーネクリームをつめる。

14　スポンジ生地にクリームをしぼり出し、いちごを2枚ずつのせ、さらにクリームをしぼり出し、もう1枚のスポンジ生地をのせる。

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