(『天然生活』2021年6月号掲載)
玄関・ランドリー
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
*商品の大きさは、おおよその寸法で、「編集部調べ」の寸法は、編集部が計測した参考値です。また、商品によっては1点1点手づくりのため、多少の誤差やゆがみがある場合があります。
*商品が欠品している場合があります。
ガラス
日用品の生活感を穏やかに包み込むガラス容器
花瓶として売られている、シンプルなガラスの容器。
「形がすぼまらず筒状なので、収納としても優秀です。3つのサイズ感も絶妙。生活感をうまく包み込むので、あえて日用品を入れて。洗面台もこの通りすっきり。片手で持ち上げられ、掃除も楽」
ケイン
ふた付きかごで玄関に必携品をそっと常備
きのこの採取用に使われていたという、このかご。いまでもポルトガルで、ケインというサトウキビのような素材を用いて、手仕事で編み上げられている。ふたは持ち手の片側に付き、行方不明になることもない。
「玄関で、マスクやハンカチなどをそっと忍ばせておけます。ころっとかわいい形も玄関先で目を引きます」
ラバー
独特の風合いで水仕事も楽しくはかどる
ユーズドのラバーを再利用してつくられた、やわらかなバケツ。色のニュアンスやリサイクル素材ならではの風合いなど、表情が豊かで、水まわりが確実におしゃれに。
「浅いので、洗濯機の上や棚に置くのにも合います。洗剤や洗濯用のブラシなどをまとめて入れておけば、水洗いの作業をするのもスムーズです」
ラペア(籐)
使い手を考えてつくられた働きものの洗濯かご
カンボジアで受け継がれる、水に強く、耐久性も高い籐の一種・ラペアを手編みしたかごを展開する「モイリー」のもの。
「かごの編み目に衣類が引っかかることがなく、細部までていねいなつくり。丈夫で持ち上げてもゆがみにくいのも素晴らしいです。中身を程よく見せつつ、隠せる美しい編み目も魅力です」
<スタイリング/みつまともこ 撮影/滝沢育絵 取材・文/秋山香織>
みつま・ともこ
衣食住にまつわる、ショップなどのディスプレイデザインや、雑誌・書籍などでのスタイリング、飾り方などのアイデア提案で活躍。著書に『暮らしの図鑑 ガラス』(翔泳社)。https://www.mitsumatomoko.com/
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです