• 日本一忙しい人気美容家・神崎恵さんが、3人の息子たちのためにつくる毎日のリアル料理を大公開。今回は、「もう一品」というときに助かる彩り野菜のきんぴら5種のレシピを教えていただきました。

    もう一品も大事です! 野菜も食べてほしいから、ひと工夫

    もう一品。実はこれが一番難しいのでは? と毎日のように思っています。

    「きょうは何をつくろう」

    多分一生のうち、一番考え、繰り返し続けていくのがこの言葉。

    ハンバーグかな、煮付けかな、パスタかな。なんとかメインは思いついても、「それだけ? 」「それだけでいい? 」「足りる? 」「栄養のバランスは? 」ごはんへの悩みは果てしないものです。

    1回の食卓、1回のお弁当には、たくさんの愛と知恵と工夫と苦労が詰まってる。

    私も、このもう一品を考え続ける毎日です。

    画像: もう一品も大事です! 野菜も食べてほしいから、ひと工夫

    きんぴらは香りのよいごま油で!

    お弁当に毎日の食卓。そこまでたくさん品数を増やしたいわけではないけれど、栄養のバランスや彩りに「あとひと声欲しい」。

    そんな時にラクして「ひと声」を満たしてくれるのが、彩り野菜のきんぴら。

    おなじみの調味料で炒めるだけで、テーブルの上もお弁当も、見違えるようにおいしそうになるんです。

    野菜の歯応えも楽しいし、お弁当の隙間埋めにもちょうどいい。そしてなにより、簡単なことしかしていないのにバランスがよくなるから、達成感と満足感がついてくる。ありがたい。

    きんぴら5種のつくり方

    味つけは同じでも、野菜の種類で食感や甘みが変わり、目もおなかもおいしい。

    ごぼうとにんじんのきんぴら

    画像: 赤唐辛子の量は気分によって

    赤唐辛子の量は気分によって

    細さを揃えて、歯応えよく仕上げます。

    材料(つくりやすい分量)

    ● ごぼう1本
    ● にんじん1本
    ● 赤唐辛子の輪切り少々
    ● ごま油大さじ1
    ● 白炒りごま(あれば)適量
    ● A
    ・砂糖大さじ1
    ・みりん大さじ1
    ・しょうゆ大さじ2

    つくり方

    ごぼうは皮をこそげ取り、約5cmの長さにして、縦に薄切りにしてからせん切りして水にさらす。にんじんも同じくせん切りにする。

    フライパンにごま油を熱し、赤唐辛子、水気をきったごぼうとにんじんを入れて炒める。油がからまったら、を加え、少ししんなりするまで炒めたら蓋をして火を止め、冷めるまでおいて味をなじませる。器に盛り、ごまをふる。

    パプリカのきんぴら

    画像: パプリカのきんぴら

    パプリカはとろりと、ツヤツヤするまでよく炒める。

    材料(つくりやすい分量)

    ● パプリカ(赤・黄色)各1/2個
    ● にんにくのみじん切り1/2片
    ● オリーブオイル大さじ1
    ● A
    ・砂糖大さじ1
    ・みりん大さじ1
    ・しょうゆ大さじ2

    つくり方

    パプリカは半割りにして種を取り、4~6等分に切る。フライパンにオリーブオイルを熱し、にんにくを入れる。

    香りが立ったらパプリカを加え、しんなりするまで炒める。を加えてからめ、蓋をして火を止め、冷めるまでおいて味をなじませ、器に盛る。

    チンゲンサイのきんぴら

    画像: チンゲンサイのきんぴら

    強めの火で水気を飛ばして、糸唐辛子であざやかに。

    材料(つくりやすい分量)

    ● チンゲンサイ2株
    ● ごま油大さじ1
    ● 糸唐辛子(あれば)適量
    ● A
    ・砂糖大さじ1
    ・みりん大さじ1
    ・しょうゆ大さじ2

    つくり方

    チンゲンサイは約5cm長さの細切りにする。

    フライパンにごま油を熱し、チンゲンサイを水分が飛ぶまでしっかりと炒め、を加えからめて味を調え、器に盛り、糸唐辛子をふる。

    アスパラのきんぴら

    画像: アスパラのきんぴら

    やわらかく炒めすぎないのがポイント。

    材料(つくりやすい分量)

    ● グリーンアスパラガス8本
    ● 赤唐辛子の輪切り少々
    ● サラダ油大さじ1
    ● 糸唐辛子(あれば)適量
    ● A
    ・砂糖大さじ1
    ・みりん大さじ1
    ・しょうゆ大さじ2

    つくり方

    アスパラは約4cm長さの斜め切りにする。フライパンにサラダ油を熱し、赤唐辛子とアスパラをさっと炒める。を加えからめて味を調え、器に盛る。

    れんこんのきんぴら

    画像: れんこんのきんぴら

    歯応えの楽しさで、叩くか薄切りか。

    材料(つくりやすい分量)

    ● れんこん1節
    ● 赤唐辛子の輪切り少々
    ● サラダ油大さじ1
    ● A
    ・砂糖大さじ1
    ・みりん大さじ1
    ・しょうゆ大さじ2

    つくり方

    れんこんは乱切りにする。フライパンにサラダ油を熱し、赤唐辛子とれんこんを入れ、歯応えよく炒める。を加えからめて味を調え、器に盛る。

    本記事は『神崎恵のおうちごはん』(扶桑社)からの抜粋です


    神崎 恵(かんざき・めぐみ)

    美容家。1975年神奈川県生まれ。美容誌をはじめ、『ESSE』など多くの雑誌で連載を持つほか、企業のタイアップやイベントの出演も多数。また、コスメブランドのアドバイザー、アパレルブランドとの商品開発など活動の幅を広げている。3人の息子をもつ母として、日々の暮らしや美容情報満載のインスタグラムはフォロワー数70万人超え。初の料理本『神崎恵のおうちごはん』(扶桑社)を2024年4月に発売。
    インスタグラム:@megumi_kanzaki

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    料理はもちろん、器やスタイリングも全部、本人が担当。美容と同じように取り組み、何度も試して、工夫したこだわりの神崎メソッドをコメントやメモでご紹介。フォロワー70万人のインスタグラムでも大注目の食卓とレシピ満載の一冊です。



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