バナナのパンケーキのつくり方
ふっくらさせたいときは、つくり方1の際にベーキングパウダー(分量外)を小さじ半分ほど加えます。
材料(2枚分)
● 完熟バナナ | 1本 |
● 薄力粉 | 1/2カップ |
● 卵 | 1個分 |
● 生クリーム | 1/4カップ |
● 粉砂糖 | 小さじ1 |
● バター | 大さじ1×2 |
● メープルシロップ | 適宜 |
つくり方
1 ボウルに卵を割り入れ、カラザを取り、菜箸でよくほぐす。薄力粉、生クリームを加え泡立て器でよく混ぜる。
2 完熟バナナは7mm厚さに切る。
3 フライパンをゆっくり熱しバター半量を入れる。半分くらい溶けたら1をレードルで2杯ほど入れ、菜箸で形を整えたら、上にバナナを半量並べ、1を少量上に薄くかける。
4 下の面に焼き色がついたら上下を返す。フライパンを回しながら全体を焼き、フライ返しで押し付けるようにして焼く。焼き色がついたらペーパータオルの上に返す。
5 残りの分量で同様に2枚目を焼く。
6 皿に盛り、メープルシロップをかけ、粉砂糖を茶こしでふる。
バナナのこと
もっとも身近な果物の一つであるバナナ。甘くて食べ応えのあるバナナは、ビタミンやミネラル、食物繊維がバランスよく含まれ、美肌効果、貧血予防、熱中症予防、便秘予防などさまざまな効果が期待できる万能食品です。
しばらく経つと出てくる茶色い斑点は「シュガースポット」と呼ばれるもので、熟して甘くなった合図。熟したバナナほどポリフェノールの含有量が高くなるので、生活習慣病が気になる方はシュガースポットがでてきてからいただくのがおすすめ。
重みで下の部分が潰れて傷みやすいので、包装してある袋から出し、山型に伏せておくか、バナナスタンドなどにつり下げて保存するのがいいでしょう。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/村上有希〉
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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