• 料理応援家の本多理恵子さんは50代。子どもも大きくなり、ひとりの時間も増えたといいます。ひとり時間は自分だけの時間。自分を甘やかしながら、うまく手を抜き、息を抜き、無理なく、ちょうどよくでいきましょう。心と体が元気でいるための、食や暮らしにまつわるエッセイ。今回は、シンプルが一番おいしい「みょうが丼」のお話。

    みょうがが主役の簡単ごはん

    薬味の他に使い道がない……と思われがちな「みょうが」が主役になる簡単ごはんです。

    つくり方はいたって簡単!

    ただみょうがを切るだけなので、面倒な調理工程はゼロ

    ただし、みょうがはアクがあるので切ってから少し水にさらしてから使いましょう。

    画像: みょうがが主役の簡単ごはん

    温かいご飯の上にたっぷりとのせて、ぜひ豪快に食べてください。

    シャキシャキしたみょうがの食感とフワッと香るごま油の風味がたまりません。

    きっとどんぶり1杯は軽くたいらげられると思いますが、途中で味に飽きたらわさびや海苔を追加するか、生卵を割り入れて卵かけご飯にしてさらってしまいます。

    なんとなく体が重かったり食欲が停滞しがちな梅雨時期に、手軽にお腹を満たせるごはんです。

    「みょうが丼」のつくり方

    画像: 「みょうが丼」のつくり方

    材料(1人分)

    ● みょうが1本
    ● 温かいごはん1膳
    ● しらす好きなだけ
    ● しょうゆ少々
    ● ごま油少々
    ● 白いりごま適量

    つくり方

     みょうがを小口切りにして水に1分ほどさらして水けを切る。

    画像1: つくり方

     を温かいごはんの上にしらすと一緒にのせ、しょうゆとごま油を少々かけていりごまを散らす。

    画像2: つくり方


    本多理恵子(ほんだ・りえこ)

    料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在は休止中)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。

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