豆腐とたっぷりの夏野菜でつくる、ヘルシーな「豆腐ガパオライス」
ちょっと蒸し暑くなってくると、なぜか私はエスニック料理が食べたくなります。
でも、食材を揃えたり普段使わない調味料を使うのはちょっとハードルが……と思いますよね。
そんな時にお役立ていただきたい、夏野菜たっぷりのヘルシーな「ガパオライス」をご紹介します。
肉の代わりにお豆腐を使うので、ボリュームアップしながらもカロリーや胃もたれを気にせずいただけます。
また、味付けはナンプラーとオイスターソースがメインで後は少量の酒とみりんで調節するだけ。
聞きなれないエスニック料理は外でいただくものと思われがちですが、意外と簡単につくれそうではありませんか?
目玉焼きとバジルをトッピングするのが定番ですが、バジルがなければ大葉を手でちぎって添えるのもおすすめ。
ナンプラーがちょっと苦手という方には最後に少量のカレー粉を加えると食べやすくなります。
ガパオライスからちょっと離れてしまいますが、食が進む味付けは間違いなしです。
具材は細かく刻むより、ちょっと大きめを意識してください。
色鮮やかでおいしそうに見えます。
豆腐ガパオライスのつくり方
材料(2人分)
● 木綿豆腐 | 1丁(300g) |
● 玉ねぎ | 1/2個 |
● ズッキーニ | 1/3本 |
● パプリカ | 1/4個 |
● しょうが(千切り) | 少々 |
● 目玉焼き | 2個 |
● バジル(なければ大葉) | 適量 |
● 油 | 大さじ1 |
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・ナンプラー | 大さじ1 |
・オイスターソース | 大さじ1と1/2 |
・酒 | 大さじ1 |
・みりん | 大さじ1/2 |
つくり方
1 木綿豆腐はキッチンペーパーで巻いて耐熱皿にのせ、600Wのレンジ2分加熱して水切りする。
2 野菜は2cm角くらいの乱切りにする。
3 フライパンに油としょうがを入れて中火で熱し、香りが立ったら2の野菜を入れて、玉ねぎが透き通るまで炒める。
4 3に、Aの材料すべてと1の豆腐を手でちぎって入れ、味をなじませたら、温かいごはんにかけて目玉焼きとバジルを添える。
本多理恵子(ほんだ・りえこ)
料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在は休止中)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。
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