• 暑い夏はどうしても食欲が落ちがち……。そんな日におすすめなのが、酢を効かせたさっぱりした料理です。酢は食欲を回復させる効果があり、消化や吸収を助けてくれます。また、疲労回復の効果も期待できます。しかし、酢のものをおいしくつくるのは意外に難しいもの。そこで、「七草」の店主、前沢リカさんに「もやしの酢のもの」のコツを教えていただきました。
    (別冊天然生活『暮らしのまんなか』vol.35掲載)

    シャキシャキに仕上げるのがコツ
    「もやしの酢のもの」のつくり方

    画像: シャキシャキに仕上げるのがコツ 「もやしの酢のもの」のつくり方

    炒めものにはよく使うけれど、意外に思いつかないのが、もやしの酢のもの。ひげをきちんと取ることと、ゆですぎないことがポイントです。

    材料(つくりやすい分量)

    ● もやし250g(1袋)
    ● 塩少々
    ● 合わせ酢
    ・だし汁大さじ1
    ・米酢大さじ2
    ・しょうゆ大さじ1/2
    ・砂糖大さじ1

    つくり方

     もやしはひげを取り除く。

     鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩を入れる。を加え、ざっと箸で全体を混ぜたらふたをして火を止め、1分ほどおく。ざるにあげて水けをきり、粗熱を取る。

    ▶コツ もやしはゆですぎが禁物。沸騰した湯に入れたら、すぐに火を止めてふたをし、余熱で仕上げて

     大きめのボウルに合わせ酢の材料を合わせ、よく混ぜる。

     を加え、さっと混ぜ合わせて器に盛る。

    〈撮影/有賀 傑 構成・文/一田憲子〉

    本記事は別冊天然生活『暮らしのまんなか』vol.35からの抜粋です

    ↓↓ 別冊天然生活『暮らしのまんなか』最新刊 ↓↓

    別冊天然生活『暮らしのまんなか』vol.39

    別冊天然生活
    『暮らしのまんなか』vol.39

    別冊天然生活『暮らしのまんなか』vol.39

    amazon.co.jp

    一冊を通してのテーマは、「大事なことをひとつだけ決める」。

    家事を全部がんばると、長続きしなかったり、途中で疲れてしまったり。 そんなときは、これだけは譲れない、という一番大事なことをひとつだけ見つけてみるのはいかがでしょう?

    ただし、「ひとつだけ」というところが難しい! 「ひとつ」をチョイスするということは、ほかを諦めるということです。 捨て去る勇気を持ったとき、 どうしても手放せない確かなものがきらりと輝きはじめます。

    本書では、紆余曲折しながら、暮らしのなかの大事なことをひとつだけ決めた12人を取材。 その結果手に入れた、無理せずラクに暮らしを回していくための収納と段取りの仕組みづくりを紹介しています。

    * * *

    前沢リカ(まえざわ・りか)
    江戸料理の老舗などで修業後、2003年東京・下北沢に和食店「七草」をオープン。旬の野菜にひと手間加えたシンプルで美しいひと皿が評判に。2017年、富ヶ谷に移転、リニューアルオープン。https://www.nana-kusa.net/

    ※ 記事中の情報は取材時のものです



    This article is a sponsored article by
    ''.