天然生活 最新号

料理研究家の松田美智子さんに豆乳とトマトのスープのつくり方を教えていただきました。栄養たっぷりの夏のスープ。かりかりに焼いたバゲットを添えても、ごはんに合わせてもいい。

豆乳とトマトのスープのつくり方

画像: 豆乳とトマトのスープのつくり方

おぼろ状になった豆乳のふわふわした食感がおいしいスープ。トマトの酸味でさらにおぼろ状に。

材料(2〜3人分)

画像: 材料(2〜3人分)
● 豆乳1カップ
● だし汁1カップ
● トマト3個
● 塩小さじ1
● 白こしょう適量
● にんにく(すりおろし)小さじ1
● 青じそ(1cm程度にちぎる)5枚分

つくり方

 トマトはヘタを取り、皮をむき、一口大の乱切りにして、それぞれの器に入れる。

画像1: つくり方

 鍋にだし汁を沸かし、にんにく、豆乳を入れる。味をみて塩を加える。少しおぼろ状になったらに注ぐ。

画像2: つくり方
画像3: つくり方
画像4: つくり方

 青じそ、塩、白こしょうを加えていただく。

画像5: つくり方

豆乳のこと

画像1: 豆乳のこと

豆乳とは大豆を水に浸してすりつぶし、水を加え、煮つめた汁をこしたもの。煮詰めた煮汁をこしたときに残ったのがおから、豆乳ににがりを入れて固めると豆腐になります。

豆乳の栄養素といえば、なんといっても大豆たんぱく質。血清コレステロールの低下作用、血小板の凝集性の抑制作用など、全身の血流改善に役立つといわれています。

そしてもうひとつ注目すべきはイソフラボンです。女性ホルモン(エストロゲン)に似た構造をしていることから乳がんなどのホルモン依存型のがん予防にも効果が期待されています。そのほか動脈硬化と身体の酸化を予防するといわれるサポニンや、脳の老化予防が期待されるレシチンなどさまざまな栄養素が含まれています。


〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/村上有希〉

画像2: 豆乳のこと

松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu

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画像: 豆乳とトマトのスープ|松田美智子の季節の仕事

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