収める、整える、飾る、持ち運ぶ……。便利さとかわいさを両立した暮らしの相棒です。今回は、暮らしの達人インテリアスタイリスト・洲脇佑美さんのかご使いを拝見しました。
リビング
家の「ギャラリーコーナー」にお気に入りと並べて
リビングと寝室は段差があり、一段高くなったスペースにお気に入りを飾っている。
「ここはギャラリースペースだなと思ったんです。昔『キコ』で買った山ぶどうのかごを、フランスのアンティークチェアや器とともに飾っています。細かい編地はもはや芸術です」
コンセント隠しの効果も。
寝室
ディスプレイコーナーにほどよい抜け感を
貝殻のような形をしているから〈シェルバッグ〉という珍しい竹のかごバッグ。
「じゃばらになっていて、広げると折りたたまれる仕組みです。棚の上にコレクションのガラスを飾っているのですが、丸みのある竹かごを間にはさむことで、空間が柔らかくなり、寝室に安らぎを与えてくれています」
おでかけ
仕事道具をごっそり入れて撮影現場に連れていきます
『カル デ サック』の青森ヒバのかご。持ち手の麻ひもがアクセント。
洲脇さんはインテリアや料理の撮影で使うハサミやメジャーなど一切の仕事道具類をここに収納し、このかごごと車に積んで日々、撮影現場に持っていく。
「とにかく丈夫で、ものがたっぷり入るのが魅力です」
<撮影/星 亘 取材・文/鈴木麻子>
洲脇佑美(すわき・ゆみ)
インテリアショップの店長を経て、インテリアスタイリストに。雑誌・カタログ・広告等を手掛ける。大人の上質な空間、美しく豊かな食卓を提案している。http://www.suwakiyumi.com/
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです