• 料理応援家の本多理恵子さんは50代。子どもも大きくなり、ひとりの時間も増えたといいます。ひとり時間は自分だけの時間。自分を甘やかしながら、うまく手を抜き、息を抜き、無理なく、ちょうどよくでいきましょう。心と体が元気でいるための、食や暮らしにまつわるエッセイ。今回は、夏バテ中でもさっぱりいただける、レモンが香る「冷やし和え麺」のお話。

    夏休みのお昼にささっと、レモン香る「冷やし和え麺」

    梅雨も明けて酷暑が続きます。

    この時季はそう麺や冷やし中華など、のどごしが良く冷たい麺は救世主でもあります。

    ただ、汁や薬味を用意するのが意外と面倒なことと、食べ飽きることが難点です。

    そんなお悩みに寄り添い、今回は包丁やまな板を使わず、しかも器の中で混ぜれば完成する冷やし和え麺をご紹介します。

    調理器具が不要なので洗い物は最小限。

    また、レモンをたっぷり絞ってさっぱりといただけるので、ビタミン補給と減塩対策にもなります。

    味付けに白だしを使いますが、メーカーによって濃縮率が違いますので、最後に味を確認しながら追加してください。

    タンパク質を補いたいときは、手軽にツナ缶かゆで卵をのせてどうぞ。

    釜揚げしらすやカニかまぼこも良く合います。

    暑い夏はとにかく「簡単でさっぱりといただける」ものが嬉しいですよね。

    アレンジも楽しみながらぜひご活用ください。

    冷やし和え麺のつくり方

    画像: 冷やし和え麺のつくり方

    材料(2人分)

    画像: 材料(2人分)
    ● うどん(乾麺)※今回は稲庭うどんの乾麺を使用90g
    ● 塩昆布大さじ1と1/2
    ● レモン汁大さじ1
    ● 白だし(10倍濃縮)小さじ1/2~
    ● オリーブオイル大さじ1/2

    つくり方

     器に塩昆布、オリーブオイル、レモン汁を入れてなじませておく。

     麺を表示通りの時間ゆで、氷水で冷やし、水けを切る。の器に加え全体を混ぜ、白だしで味をととのえる。

    画像: つくり方

     お好みで、カニかまぼこなど、トッピングを加えてどうぞ。



    本多理恵子(ほんだ・りえこ)

    料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在は休止中。秋にリニューアル再開予定)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。

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