春雨ときゅうり、きくらげのサラダのつくり方
少し三温糖を入れることで味に深みが。ザーサイによって塩分が異なるので味をみながら調味をして。
春雨の戻し方
ざるに春雨を並べ、熱湯を回しかけ、ふたをして5分ほど蒸らす。食感をよくするため、戻しすぎに注意。
材料(つくりやすい分量)
● 春雨 | 60g |
● A | |
・しょうが(みじん切り) | 大さじ1 |
・ごま油 | 大さじ3 |
・三温糖 | 大さじ1 |
・米酢 | 大さじ3 |
・薄口しょうゆ | 大さじ1 |
● ザーサイ(水にさらしてみじん切り) | 大さじ1 |
● きゅうり | 1本 |
● きくらげ(せん切りにして、さっと湯通しする) | 大さじ2 |
● みょうが | 2個 |
※きくらげはできれば生のものを。乾燥したものを使う場合は戻しておく。
つくり方
1 きゅうりは天地を落とし縦半分に切り、なりくちからスプーンなどで種を取る。2mmほどの斜め薄切りにする。ボウルに入れ軽く塩をふる。
2 みょうがは縦半分に切り、斜め薄切りにして水にさらす。
3 ボウルにザーサイとAを入れてよく混ぜ、味をみながら薄口しょうゆで加減する。
4 1のきゅうりとみょうがの水けをペーパータオルでしっかり切る。みょうがは飾り用に少しとっておく。
5 戻した春雨をまな板にのせ、十字に包丁を入れて食べやすい長さにする。
6 せん切りしたきくらげと4、5を3に入れてよくあえて器に盛り、とっておいたみょうがを飾る。
※お好みでラー油を入れてもよい。
春雨のこと
春雨は、でんぷんの粉に水を加えてこね、小穴のあいた製麺機で圧力をかけて押し出してゆでたのち、冷凍してから乾燥させたもの。中国発祥のアジア特有の食品で、主に緑豆を原材料とします。
緑豆には利尿効果があり、体内の余分な水分を排出し、むくみを予防、改善してくれる効果が。また、低カロリー、低糖質で、食べ応えがあり満腹感が得られやすいのも春雨の魅力。さらに血糖値の上昇が穏やかな低GI値食品で、ダイエットの強い味方です。
また、緑豆には暑さを和らげ、熱を体外に逃す働きも。夏にぴったりの食材といえるでしょう。小分けタイプのものが使いやすく便利です。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/村上有希〉
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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