• 料理研究家の松田美智子さんに揚げ春雨のお刺身スープのつくり方を教えていただきました。食卓でスープをかける演出が楽しいごちそう。野菜もたっぷり摂れて、残暑にうれしい一品です。

    揚げ春雨のお刺身スープのつくり方

    画像: 揚げ春雨のお刺身スープのつくり方

    春雨を揚げることでコクが出て食感も楽しめる満足感のある一品に。

    材料(つくりやすい分量)

    画像: 材料(つくりやすい分量)
    ● 春雨60g
    ● レタス1/2個
    ● 長ねぎ1/2本
    ● 赤ピーマン1個
    ● 白身魚の刺身50g
    ● チキンスープ4カップ
    ● 紹興酒大さじ2
    ● ナンプラー大さじ1
    ● 塩小さじ1
    ● 白こしょう少々
    ● 薄口しょうゆ大さじ1
    ● ごま油大さじ1
    ● 揚げ油適量

    つくり方

     レタスは繊維を断ち切るようにせん切りにし、ペーパータオルに取り水けをよくおさえる。

    画像1: つくり方

     チキンスープを沸かし、薄口しょうゆ、紹興酒、ナンプラー、塩を加え、再び沸かす。

    画像2: つくり方

     鍋に160〜170℃くらいに油を熱し、春雨を少しずつ揚げる。ふわっと浮き上がってきたらすぐに取り出す。

    画像3: つくり方

     赤ピーマンは天地を落とし、縦半分に切り、種とワタを取る。まな板と水平に包丁を当て、ワタをさらにきれいに取り、横半分に切ってせん切りする。長ねぎは縦半分に切り、芯を取り、4cmぐらいの斜め薄切りにする。

    画像4: つくり方
    画像5: つくり方
    画像6: つくり方

     大きめの器にのレタス、の赤ピーマンと長ねぎをのせ、の揚げた春雨をのせる。春雨の上に白身魚の刺身を並べ、白こしょう、ごま油をかけ、上から熱々のをかける。

    画像7: つくり方
    画像8: つくり方

    春雨のこと

    画像1: 春雨のこと

    春雨は、でんぷんの粉に水を加えてこね、小穴のあいた製麺機で圧力をかけて押し出してゆでたのち、冷凍してから乾燥させたもの。中国発祥のアジア特有の食品で、主に緑豆を原材料とします。

    緑豆には利尿効果があり、体内の余分な水分を排出し、むくみを予防、改善してくれる効果が。また、低カロリー、低糖質で、食べ応えがあり満腹感が得られやすいのも春雨の魅力。さらに血糖値の上昇が穏やかな低GI値食品で、ダイエットの強い味方です。

    また、緑豆には暑さを和らげ、熱を体外に逃す働きも。夏にぴったりの食材といえるでしょう。小分けタイプのものが使いやすく便利です。


    〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/村上有希〉

    画像2: 春雨のこと

    松田美智子(まつだ・みちこ)
    日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
    インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu

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    画像: 揚げ春雨のお刺身スープ|松田美智子の季節の仕事

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    (松田美智子・著/文化出版局刊)

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