• 「僕の炒めものは、強火でが~っとではなく、ゆっくりなんです」と語る麻生さん。家庭料理なら、あせらず「やさしく」つくるのがおすすめだそう。冷蔵庫をのぞき込んで残り物を見つけたら、どんな組み合わせでも、おいしく仕上げられるのが炒めもののよさ。今回は、「きゅうりと豚肉の山椒炒め」のつくり方を教わりました。
    (別冊天然生活『暮らしのまんなか』vol.39掲載)

    「きゅうりと豚肉の山椒炒め」のつくり方

    画像: 「きゅうりと豚肉の山椒炒め」のつくり方

    さっと炒めると、いつものきゅうりが別物に。暑い夏や晩夏にぴったりの、さわやかな食感の炒めものになります。

    材料(2人分)

    ● きゅうり2本
    ● 豚バラ薄切り肉200g
    ● しょうゆ大さじ1/2
    ● 酒大さじ1/2
    ● 片栗粉大さじ1/2
    ● 粉山椒小さじ1
    ● サラダ油大さじ2

    つくり方

     きゅうりは3cm長さに切り、包丁の腹でたたいて2つに割る。

    ▶コツ きゅうりは切るのではなく、包丁の腹でたたくことで、断面がギザギザになり、味を中まで含みやすくなる

     豚肉は5cm長さに切り、ボウルに入れ、しょうゆ、酒、片栗粉を加えて混ぜる。10分くらいおき、味をしみ込ませる。

     フライパンにサラダ油大さじ1を入れて中火で熱し、を入れて炒める。しんなりしたら取り出す。同じフライパンにサラダ油大さじ1を入れてを加え、肉の色が変わるまで炒める。

      のフライパンの余計な油をキッチンペーパーでふき取り、のきゅうりを戻し入れる。粉山椒を加えてざっと混ぜる。

    〈撮影/馬場わかな 構成・文/一田憲子〉

    本記事は別冊天然生活『暮らしのまんなか』vol.39からの抜粋です

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    麻生要一郎(あそう・よういちろう)
    料理家。建設会社の3代目として働いたのち、知人に誘われ新島で宿を始める。これを機に料理人の道へ。東京に居を移し、ケータリング弁当の仕事を始め、家庭的な味わいで人気を集める。雑誌へのレシピ提供、食のエッセイなどを手がける。著書に「365 僕のたべもの日記」(光文社)など。インスタグラム@yoichiro_aso

    ※ 記事中の情報は取材時のものです



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