• 特別な日だけではなく、何でもない日に“おすし”をつくってみませんか? ごはん1合分、2~3人で食べ切れる分量のおすしなら、すし桶不要で気軽につくれます。 『軽やかなおすし』(家の光協会)より、ごはんを愛するお米料理研究家・しらいのりこさんが提案する「炊き込みちらし」のつくり方を紹介します。

    「炊き込みちらし」のつくり方

    画像: 「炊き込みちらし」のつくり方

    鶏肉と野菜の炊き込みごはんが炊き上がったところに、酢を投入。温かくてもおいしい、ほっとするちらしずしです。

    材料(2人分)

    ● 米1合
    ● 鶏もも肉1/3枚(100g)
    ● にんじん20g
    ● ごぼう30g
    ● 油揚げ1/2枚
    ● 干ししいたけ2枚
    ● 錦糸卵(下記参照)卵1個分
    ● しょうゆ小さじ1
    ● 砂糖大さじ1と1/2
    ● 塩小さじ1/2
    ● 米酢大さじ2

    つくり方

     干ししいたけは1カップの水に1時間ほど浸して戻し、薄切りにする。戻し汁は取っておく。

     油揚げは熱湯をかけて油抜きをし、5mm幅に切る。にんじんはせん切りにし、ごぼうはささがきにしてさっと水にさらす。鶏肉は小さめの一口大に切る。

     米を洗って炊飯器の内釡に入れ、干ししいたけの戻し汁、しょうゆを加え、1合の目盛りまで水を加える。砂糖、塩を入れてひと混ぜし、鶏肉、にんじん、ごぼう、油揚げ、干ししいたけをのせて炊く。

     炊き上がったら、米酢を回しかけて全体を混ぜる。器に盛り、錦糸卵をのせる。

    錦糸卵のつくり方

    材料

    ● 卵1個
    ● A
    ・酒、砂糖各大さじ1/2
    ・片栗粉大さじ1

    つくり方

    錦糸卵をつくる。ボウルにAを入れて混ぜ。続けて卵を割り入れて混ぜ、ざるで濾す。熱したフライパンに適量を流し入れて薄く広げ、両面をさっと焼く。取り出して冷まし、せん切りにする。

    本記事は『軽やかなおすし』(家の光協会)からの抜粋です

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    『軽やかなおすし』(家の光協会)

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    何でもない日に、1合からつくれる「おすし」
    おすしを家でつくるとなると、特別な日に手間と時間をかけてつくるものだというイメージをお持ちの方も多いはず。おすしはさっぱりしていて食欲がない日にも食べたくなる、日本人のソウルフード。そんなおすしを、ふだんの食事として楽しめるよう、3人の人気料理研究家がオリジナルメニューを提案します。榎本美沙さんの“砂糖を使わないすし酢”、しらいのりこさんの“まぜないすし酢”、藤井恵さんの“炊飯器でつくる酢飯”。三者三様酢飯&アイデアを紹介します。



    〈撮影/新居明子 スタイリング/駒井京子〉

    しらいのりこ
    お米料理研究家。新潟県出身。米農家出身の夫、シライジュンイチとともに、ごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」を結成。ごはん料理やごはんに合うおかずを提案している。雑誌や書籍、SNS等でレシピを提案するなど、幅広く情報発信中。



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