元気になる! おにぎり&みそ汁
「おかかとチーズの簡単焼きおにぎり」と「ブロッコリーとキャベツのみそ汁」 のつくり方
元気な体作りにはビタミンやミネラルを豊富に含む食材を摂ることがとても大切です。カツオ節のミネラル、アスパラガスのアスパラギン酸、鶏肉に含まれるイミダゾールジペプチドには疲労回復効果が。
ブロッコリーとチーズのビタミンB2には細胞再生を働きかけ、スタミナアップの効果もあります。玉ねぎのアリシン、大豆の発酵食品に含まれる大豆ペプチドなども体を元気にしてくれます。
おかかとチーズの簡単焼きおにぎり|by chikappe(レシピID:19168749)
カツオ節×チーズでタンパク質とうまみを強化
栄養ポイント:チーズは体を強くしてくれるビタミンB2が豊富
◾️ 材料(4~5個分)
● あたたかいごはん | 茶碗3杯 |
● カツオ節 | 2袋(6g) |
● チーズ(溶けるタイプ) | 適量 |
● A | |
・しょうゆ・白だし | 各大さじ1 |
◾️ つくり方
1 ボウルにカツオ節、Aを入れてまぜ合わせる。ごはんを加えて全体をまぜ合わせ、三角ににぎる。
2 オーブントースターの天板にアルミ箔を敷き、薄く油(分量外)を塗り、1を並べる。
3 チーズを上にのせ、オーブントースターでチーズが溶けて焼き色がつくまで焼く。
ポイント
・前日に残ったごはんをレンジであたため直して使ってもOKです。
・味が薄かったら塩を加えて調整してください。しょうゆを加えすぎると水っぽくなり、にぎりにくくなります。
・チーズはスライスタイプを使うと、おにぎりにのせやすいです。
ブロッコリーとキャベツの味噌汁♪|by お魚キッチン(レシピID:18148459)
歯ごたえを残したブロッコリーと甘いキャベツの相性抜群
栄養ポイント:ブロッコリーとキャベツのビタミンCで疲労回復
◾️ 材料(3人分)
● ブロッコリー | 1/4個(約90g) |
● キャベツ | 1枚(約80g) |
● 油揚げ | 1枚 |
● 水 | 540mL |
● A | |
・和風だしの素(顆粒) | 小さじ1 |
・みそ | 大さじ1と1/2~ |
◾️ つくり方
1 ブロッコリーは小房に分けて耐熱容器に入れる。ラップをし、電子レンジ(600W)で1分20秒加熱し、変色防止のため氷をのせる。
2 キャベツはざく切りにする。油揚げはペーパータオルで強くはさんで油抜きをし、食べやすい大きさに切る。
3 鍋に水、2の油揚げを入れて火にかけ、煮立ったらキャベツを加える。サッと煮たらAを溶き入れる。
4 器に3を盛り、1を加える
ポイント
加熱したブロッコリーは、ザルを重ねたボウルで冷ますと余分な水分が落ち、水っぽくなりません。
※ 本記事は『クックパッドの「おにぎりとみそ汁」で体と心を整える』(扶桑社)からの抜粋です。
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どんなときもホッとあたたかい気持ちになれる「おにぎり」と「みそ汁」。味や栄養のバランスを考えて上手に組み合わせれば、体も心も整う毎日の献立が簡単に完成します!
日本人のソウルフードとも言えるおにぎりとみそ汁。作る人にとっても、食べる人にとっても手軽で負担にならず、ホッとできる。飽きずに毎日食べられて、栄養のバランンスが取りやすい。便利でいいことばかりのおにぎりとみそ汁が今、注目を集めています。現在、クックパッドに投稿されたおにぎりのレシピは47000品以上、みそ汁は28000品以上(※2024年9月時点)を数えます。本誌はそんな膨大なレシピから、おいしくて作りやすく、アイデアが光るレシピを集めました。
<監修/寺島モエカ 撮影/山川修一、林 紘輝>
寺島モエカ(てらしま・もえか)
管理栄養士、フードスタイリスト。給食受託会社で大量調理や栄養指導などの栄養士業務を経験後、独立。広告や雑誌、書籍などで幅広く活躍中。近著に『疲れた肝臓をいたわるレシピ』(成美堂出版)。