ここ数年、グッと身近な存在になった麴。麴に含まれている酵素は、腸の働きと密接な関係にあります。手づくりの塩麴で、その効果を取り入れてみませんか? 料理家で発酵マイスターの榎本美沙さんに、アレンジレシピを教わります。今回は、「かぶと鶏の塩麴ポトフ」のつくり方を。
(『天然生活』2021年11月号掲載)
(『天然生活』2021年11月号掲載)
\塩麴で/
かぶと鶏の塩麴ポトフ
手羽元は塩麴につけると、やわらかでうま味もたっぷりに。
ごろごろと大きめに切った根菜で食べ応えも十分。
材料(つくりやすい量)
● 鶏手羽元 | 4本 |
● 玉ねぎ | 1/2個 |
● かぶ | 2個 |
● にんじん | 1/3本 |
● しょうが | 1片 |
● 塩麴(次のページ参照) | 小さじ4 |
● 酒 | 大さじ1 |
つくり方
1 鶏手羽元は骨に沿って包丁で切り込みを入れ、ポリ袋に入れる。塩麴を加えてもみ込み、冷蔵庫でひと晩つけ込む。
2 玉ねぎは芯を残して4等分のくし形切り、かぶは茎を1cm残し、皮をむいて縦半分に切る。にんじんは皮ごと厚さ2.5cmの半月切り、しょうがは皮ごと薄切りにする。
3 鍋に1の鶏手羽元を塩麴ごと入れ、2、酒、水500mL(分量外)を加えてふたをして中火にかける。煮立ったらあくを取り、弱火でふたをして20分煮る。
4 塩麴適量、こしょう少々(ともに分量外)で味をととのえる。
* * *
<料理/榎本美沙 写真/萬田康文 スタイリング/久保原惠理 構成・文/結城 歩>
榎本美沙(えのもと・みさ)
会社員時代に、夫婦で一緒につくるレシピのwebサイト「ふたりごはん」を開設。その後、調理専門学校を卒業し独立。発酵マイスターの資格も取得し、雑誌や書籍、動画配信などで発酵料理や季節の手仕事などを紹介。天然生活webでも「榎本美沙の発酵暮らし」を連載中。インスタグラム@misa_enomoto
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです