姿勢改善や不調緩和の施術が人気のあさひ整骨院日本橋浜町院・今村匡子さんに、二重あごに効く簡単ケアを教わります。今回は、首の骨の動きをほぐし、二重あごを解消する「首の前のばし」。ストレートネックの緩和にも効果的です。
(『天然生活』2022年4月号掲載)
(『天然生活』2022年4月号掲載)
二重あごに効く簡単ケア
「首の前のばし」のやり方
肩こりなどで首まわりの筋肉が張った状態が続くと、首の皮膚ののびが悪くなり、それに顔の皮膚が引っ張られて二重あごに。
「首がこっている人は、骨の動きも鈍って首を後ろに倒しにくいはず。このケアでは、首の骨の動きをスムーズにして皮膚ののびを回復させます。あごのたるみに効くほかストレートネックの緩和にも」
1 両手の人差し指を重ね、髪の生え際あたりにある首の骨の一番上の突起を押さえる。
2 そのままゆっくり顔を上に向ける。首の骨が指を押し返す感覚や首筋ののびを感じながら行う。
3 顔を正面に戻し、首の骨を押さえる場所を指1本分下にずらして上を向く。これを4~5回繰り返す。
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〈監修/今村匡子 イラスト/かとまり 取材・文/熊坂麻美〉
今村匡子(いまむら・きょうこ)
あさひ整骨院日本橋浜町院代表。姿勢改善や不調緩和の施術が、「痛みが消えるだけでなくやせる」と評判に。現在は女性の体形改善や自身の妊娠・出産体験を生かした産後ケアを専門にする。著書に『「やせたい」なんてひと言もいってないのにやせた 1分ねじれ筋のばし』(サンマーク出版)。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです