“入れるだけ”でおしゃれに「持ち手付き透明ラッピング」
クッキーなどお菓子の梱包によく使う、透明袋。
そのまま包んでもいいのですが、何だか味気ない……。
そんなときおすすめなのが、包装はちょっと苦手……という方でもよりおしゃれに包むことができる、バッグのような持ち手を付けるアレンジ。

好みのサイズの透明(OPP)袋の横幅に合わせてカットした紙をマスキングテープで留めるだけと、だれでも簡単にできる手軽さも魅力です。
また、持ち手になる紙やマスキングテープの色や柄によって印象が大きく変わるので、イメージに合わせてアレンジも無限に広がります。

ラッピングしたクッキー【レモンアイシングクッキー】
たっぷりのレモンアイシングでさわやか。ベースのクッキーは、強力粉と米粉を合わせ、強度を出しつつも、ほろりと口溶けのよさが自慢。

ラッピングしたクッキー【きなこのサブレ】
バターではなく、米油でつくるきなこのサブレは軽やかな食感。米油を使っているから、冷蔵庫で冷やし固める必要がなく、さっと簡単にでき上がります。

ラッピングしたクッキー【全粒粉のビスケット】
全粒粉と黒砂糖でつくる、素朴な味わいのビスケット。黒砂糖のザクザクとした食感と風味がくせになります。卵不使用です。
今回、ラッピングしたのは、“レモンアイシングクッキー”、“きなこのサブレ”、“全粒粉のビスケット”と薄いクッキーですが、クッキーの枚数が多いときや立体的なものを入れたいときには、マチ付きの袋を使ってもいいですね。
これからやってくるクリスマスなどのプレゼントシーンで、ぜひお役立ください。
「持ち手付き透明ラッピング」のつくり方

●用意するもの
透明な袋(OPP袋)、持ち手窓をあけた紙(*)、マスキングテープ

今回用意した材料の大きさは、
透明な袋:100×150㎜サイズ
持ち手窓をあけた紙:幅100×高さ110㎜を二つ折り
マスキングテープ:10㎜幅
(*)持ち手窓をあけた紙のつくり方
持ち手にする紙は、幅は透明な袋と同じに、高さはバランスよく好みで切る。紙を半分に折り、カッターなどで持ち手窓を開ける。
※写真内の寸法は、今回撮影したラッピングのサイズです。目安にしてください。

●ラッピングの手順
1 透明な袋にクッキーを入れる(このとき、袋の長さを中身に合わせてカットしてもよい)。二つ折りの紙を開き、袋の口をのせる。

2 袋の口を紙ではさみ、マスキングテープで留める。裏側も同様に留める。

※ラッピングした「レモンアイシングクッキー」、「きなこのサブレ」、「全粒粉のビスケット」は、天然生活の本『まいにち、感動クッキー』(扶桑社)に掲載されています。
<料理/本間節子 撮影/山川修一 取材・文/平山祐子 スタイリング/阿部まゆこ>
* * *
本間節子(ほんま・せつこ)
お菓子研究家。日本茶インストラクター。25年続くお菓子教室「atelier h」主宰。雑誌や書籍でのレシピ提供、イベントや講習会など幅広く活躍。11月5日に新刊『まいにち、感動クッキー』(扶桑社)を発売予定。
https://atelierh.jp/
『天然生活』ONLINE SHOPで、毎回即完売のクッキーボックスを制作する本間節子さん。
その人気の理由は、甘すぎず、やさしいのにきちんと感じる素材の味。
ひと口食べれば、だれもが「おいしさに感動した!」といいます。
本書は、本間さんが長年つくりつづけ、吟味を重ねた“本当においしい”クッキーのレシピをまとめました。
定番のクッキーはもちろんのこと、塩味やスパイス、ハーブの効いた、お酒のおつまみにもぴったりな甘くないタイプも。
まいにち食べても飽きることないバリエーションに富んだ、選りすぐりのクッキー45レシピを紹介します。

▶【PR】フラワースタイリスト・平井かずみさんの「すこやかな新習慣」いつでも好奇心を大切に“ご機嫌な私”をつくる

▶【PR】フラワースタイリスト・平井かずみさんの「すこやかな新習慣」いつでも好奇心を大切に“ご機嫌な私”をつくる

▶春の「お弁当」おかずレシピBEST10|3月のおすすめ記事