疲れやすい、気分が落ち込む、眠れないなどの不調を感じたら毎日の食事を見直してみましょう。栄養士の今泉久美さんに健康を支えるタンパク質とカルシウムがしっかりとれる献立を教わりました。今回は、夜におすすめの一品おかず「さば缶カレーそぼろ」のつくり方を。
(別冊天然生活『心と体が若返る小さな習慣』掲載)
(別冊天然生活『心と体が若返る小さな習慣』掲載)
つくりおきにもおすすめ、一品おかず
「さば缶カレーそぼろ」のつくり方
ごはんはもちろん、冷や奴や厚揚げにのせてもおいしい。
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材料(4人分)
● さば水煮缶詰 | 大1缶(200g) |
● にんじん(粗みじん切り) | 50g |
● 玉ねぎ(粗みじん切り) | 50g |
● ピーマン(粗みじん切り) | 2個分 |
● しょうが(すりおろす) | 1片分 |
● オリーブオイル | 大さじ1/2 |
● カレー粉 | 小さじ1 |
● 味噌 | 大さじ1 |
● 酒 | 大さじ1 |
つくり方
1 フライパンにオリーブオイルを熱し、にんじん、玉ねぎ、ピーマンを入れてよく炒める。
2 カレー粉をふって炒め、香りが立ったら味噌としょうがを加える。さば水煮を汁ごと入れて身をくずし、酒をふって、水分を飛ばすように混ぜながら煮る。
*冷蔵庫で3~4日保存可能。
<撮影/山川修一 スタイリング/竹内万貴 取材・文/河合知子>
今泉久美(いまいずみ・くみ)
野菜たっぷりで体にやさしく彩り豊かな料理が人気。著書に『いくつになっても「骨」は育つ!』『「豆」を食べる習慣が体を守る!』(ともに文化出版局)など。
※記事中の情報は、別冊天然生活『心と体が若返る小さな習慣』掲載時のものです
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お金をかけず、少し手をかけて健康になる
暮らしを楽しむには、心と体の健康が大切です。心と体、お財布にもやさしく健康を保つには、元気なうちから体にいい習慣を実践して、不調や病気になりにくい暮らしをすることです。この本では、そんな、生き生きとした暮らしを送っている素敵な皆さんの健康習慣や、医師や専門家が教える、簡単に取り入れられる健康習慣、脳と心の健やかさを手に入れる方法を紹介します。健康を支えるタンパク質とカルシウムがたっぷり摂れる料理や、薬膳効果のあるスープのレシピも掲載しています。健康習慣を始めるのは、いくつになっても、遅すぎることはありません。自分だけではなく、家族のためにも健康寿命を延ばす習慣を暮らしに取り入れてみませんか。