• 料理研究家の松田美智子さんにゆず大根のつくり方を教えていただきました。シンプルで香りと食感がいいお漬けもの。箸休めにぴったりです。たくさんつくったら、途中ゆずの皮を足すとよいでしょう。

    針ゆずのつくり方

     ゆずの皮をむき、皮を下にしてまな板に広げ、包丁をまな板に水平に左に進め、わたをそぐ。

    画像1: 針ゆずのつくり方
    画像2: 針ゆずのつくり方

     表面を上にして細く切る。

    ※みじん切りの場合は針ゆずにしてから細かく切る。

    画像3: 針ゆずのつくり方

    ゆず大根のつくり方

    画像: ゆず大根のつくり方

    少量加えたナンプラーが味に深みを出す。

    材料(つくりやすい分量)

    画像: 材料(つくりやすい分量)
    ● 大根8cm
    ● ゆず皮(針ゆずにする)2×7cm分
    ● ゆずの絞り汁1個分
    ● 塩小さじ1
    ● ナンプラー小さじ1

    つくり方

     大根は4cm長さに切り、厚めに皮をむき、7mm~1cmくらいの拍子木状に切る。塩をして水分が上がるまで15分くらいおく。

    画像1: つくり方
    画像2: つくり方
    画像3: つくり方

     ゆずの果肉を絞り、量や酸味が足りなければ、米酢(分量外)を加える。

    画像4: つくり方

     の大根はふきんで水分を絞る。ボウルに入れ、ゆず汁、ナンプラー、針ゆずにしたゆず皮を加えて合わせ、2〜3時間おき、器に盛る。

    画像5: つくり方
    画像6: つくり方

    ※冷蔵庫で1週間保存可能。

    ゆずのこと

    画像1: ゆずのこと

    日本を代表する柑橘のひとつ、ゆず。お吸いものにほんの少し皮が入っているだけで、ふわっと香り、ゆずがあるのとないのとでは大違いです。ゆずにはビタミンCがたっぷり。とくに皮に多く、果汁の4倍もビタミンCが含まれているそう。また、さわやかな香りの主成分はリモネンといい、実はレモンなどよりも多く含まれています。

    リモネンは交感神経の働きを活性化させ、脂肪の分解を促進して内臓脂肪を減少させる働きがあるといわれています。 リラックス効果もあり、脳をすっきりさせ、ストレスを緩和する作用もあるそう。11~12月にかけての時期が収穫の最盛期。皮も果汁も余すところなく使うことができるゆず。冬の恵みを楽しみましょう。

    ゆずの保存法

    画像1: ゆず大根|松田美智子の季節の仕事

    皮はむき、わたをそいでペーパータオルに包み冷蔵庫で保存する。残りの果肉部分は、ペーパータオルに包んだあと、ラップなどで空気を遮断して、冷蔵庫で保存する。


    〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/佐藤雅子〉

    画像2: ゆずのこと

    松田美智子(まつだ・みちこ)
    日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
    インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu

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    画像2: ゆず大根|松田美智子の季節の仕事

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