餅のこと
お正月などハレの日(お祝いのある特別な日)には欠かせない餅。もち米は普通の米に比べて糖質量が多く、手軽にエネルギー補給できる優れた食材です。
餅に含まれている糖質はデンプンなので腹持ちがよく、育ち盛りのお子さんや運動をする人にもぴったり。また、餅は太るというイメージがありますが、噛み応えがあるので満腹感を得やすく、食べ過ぎを防げるということも。
そしてさまざまな味付けや調理法が合うのも餅の魅力。意外な組み合わせが餅のおいしさを広げてくれます。
お餅の塩豚巻き焼きのつくり方
塩はもちろん、甘辛に味付けしても、ぽん酢をかけてもおいしい。
材料(4人分/8個分)
● 餅 | 4切れ |
● しめじ | 1パック |
● 豚肉肩ロースしゃぶしゃぶ用 | 250g |
● 塩 | 小さじ1 |
● ごま油 | 少々 |
● あさつき | 2~3本 |
● こしょう | 少々 |
● 薄力粉 | 適量 |
つくり方
1 餅は1.5cm幅の棒状に切る。しめじはほぐして薄く塩(ひとつまみ)をする。
2 豚肉を均一な厚さに広げ、両面に塩とこしょう少々をする。2枚くらいをまな板に広げ、1のしめじと餅を巻き、全体に薄力粉をまぶす。
3 フライパンにごま油を中火で熱し、2を巻き終わりを下にしてふたをして焼く。フライパンを揺らし、肉が動いたら焼き面を返す。火を弱め、20分くらいかけてふたをして途中返しながらゆっくり焼く。串を刺して餅がやわらかくなったものから取り出す。
4 器に盛り、塩ひとつまみと小口切りにしたあさつきを散らす。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/佐藤雅子〉
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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