• 料理研究家のみないきぬこさんに、つくりおきおかず「ささ身の鶏ハム風」とそのアレンジ料理「鶏ハムとブロッコリーのパスタスープ」のつくり方を教えていただきました。忙しい毎日、冷蔵庫につくりおきおかずがあるとなにかと心強いもの。『一生使える作りおき』(オレンジページ)より、そのまま食べても、食材を加えてアレンジもきく便利なメニューをご紹介。毎日のごはんづくりにぜひお役立てください。

    「ささ身の鶏ハム風」のつくり方

    ほったらかしでOKの鶏ハムを、ささ身を使ってさらに時短に!

    ローリエや粒こしょうを加えると、風味も保存性もアップします。

    冷蔵で3~4日保存可/調理時間10分(肉に塩をもみ込んでおく時間、余熱で火を通す時間は除く)

    画像: 「ささ身の鶏ハム風」のつくり方

    1人分118kcal 塩分0.7g

    材料(2人分×2回分)

    ● 鶏ささ身(小)12本(約450g)
    ● 塩小さじ2弱(約9g)
    ● 黒粒こしょう小さじ1
    ● ローリエ1枚

    つくり方

     ささ身は筋があれば取り除き、塩をもみ込んで20分ほどおく。

     厚手の鍋に水3カップ、粒こしょう、ローリエを入れて強火にかけ、煮立ったらを入れる。ふたをして10秒ほどしたら火を止め、そのままさまして火を通す。保存容器に汁ごと入れ、冷蔵庫で保存する*。

    *アレンジおかず(下記参照)でゆで汁を使ったあとは、残りの肉は表面が乾かないよう、保存袋に入れる。

    そのまま食べるときは

    画像: そのまま食べるときは

    手で食べやすく裂き、器にルッコラ適宜とともに盛る。マヨネーズ大さじ3と粒マスタード大さじ1を混ぜ合わせたものを添える。

    「ささ身の鶏ハム風」を使ったアレンジ料理
    「鶏ハムとブロッコリーのパスタスープ」のつくり方

    ペンネを加えて軽食に。うまみたっぷりのゆで汁を活用します。

    画像: 「ささ身の鶏ハム風」を使ったアレンジ料理 「鶏ハムとブロッコリーのパスタスープ」のつくり方

    1人分170kcal 塩分2.1g

    材料(2人分)

    ● ささ身の鶏ハム風3本
    ● 鶏ハム風のゆで汁1と1/2カップ
    ● ブロッコリー1/6株(約40g)
    ● ペンネ30g
    ● 玉ねぎの粗いみじん切り1/4個分
    ● バター大さじ1弱(約10g)
    ● にんにくのみじん切り小さじ1/2
    ● 粗びき黒こしょう少々

    つくり方

     ブロッコリーは小房に分け、大きいものは縦に2~3等分に切る。ささ身は横に幅1.5cmに切る。

     鍋にバター、にんにくを入れて中火で熱し、香りが立ったら玉ねぎを加えて炒める。しんなりしたらゆで汁、水1カップを加え、煮立ったらアクを取る。

     ペンネを加え、ふたをずらしてのせ、袋の表示どおりに煮る。ブロッコリーを加えて1分ほど煮たら、ささ身を加えて火を止める。器に盛り、粗びき黒こしょうをふる。

    本記事は『一生使える作りおき』(オレンジページ)からの抜粋です

    * * *

    『一生使える作りおき』(オレンジページ)

    『一生使える作りおき』(オレンジページ)|みないきぬこ (著)

    『一生使える作りおき』(オレンジページ)|amazon.co.jp

    amazonで見る

    すきま時間につくって常備。これで毎日献立に悩まなくていい!
    年中使える主菜を素材別にご紹介。つくりおきしておける主菜は、そのまま食べるほか、アレンジレシピも充実。季節の野菜を組み合わせた日持ちのする副菜のほか、野菜ひとつでささっとつくれる副菜なども。使いやすいように春~冬に野菜を分類しているので、その季節に出回っている素材を上手に使えます。さらに乾物や豆類などを使ったヘルシーな副菜も!毎日献立に頭を悩ませている人のお助け本になること間違いなしの1冊です。



    〈料理/みないきぬこ 撮影/鈴木泰介 スタイリング/久保田朋子〉

    みない きぬこ
    料理研究家。女子栄養大学を卒業後、料理家・枝元なほみさんのアシスタントを7年半務め、独立。雑誌やTVなどで活躍するほか、母校では非常勤講師も務める。著書に『野菜がおいしい減塩おかず』(女子栄養大学出版部)、『かんたん仕込みで帰ったらすぐごはん 新装版』(マイナビ出版)など。



    This article is a sponsored article by
    ''.